J.Strauss: Walzes .Polkas .March & Overture
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オットー | 鳥取県 | 不明 | 11/June/2011
カラヤンのJシュトラウスなら下の方があげておられる75年EMI盤もいいのだが,やはり66年69年DG盤を言及しないわけにはいかないだろう。カラヤンのシュトラウスの中で最高傑作だと思う。ニューイヤーよりも絶対にいいし,もちろんこの80年代のものよりも格段に上。完成度とカラヤン節どちらも楽しめるのが先にも書いた66年69年盤。75年EMI盤はあの有名な71年のチャイコの4番のような激しいカラヤンの爆演を聴けるし面白いのだが,完成度もイマイチだし,音割れが凄くて興ざめ。ニューイヤーはVPOの魅力があるが,強烈なカラヤン節は聞けないから面白くない。VPOならなにもわざわざカラヤンが振らなくても・・・と思う。VPOならボスコじゃないと。もうひとつデッカに入れた60年代のVPOとのものもありカラヤンを聴くという意味ではこちらがオススメ(それでも面白さは66,69年のDG盤には劣る)。さて,そしてお待ちかねの本CDの80年代盤だが,これは晩年のカラヤンらしい演奏が聴けるのでそれなりに値打ちはある。上記の演奏の中で完成度は一番低いが・・。しかし極端に重いリズム,ポルタメントが混じったヴァイオリンなど自分の美学を必死に守ろうとしているカラヤンが見えるのが面白い。天体の音楽,うわごとなどカラヤンが何度も何度も録音した曲はさすがに充実している。とくに天体の音楽はボスコでもクラウスでもクライバーでもだめだ。0 people agree with this review
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