Prokofiev/Ravel: Piano Concertos No.2 & G Major
Customer Reviews
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ふらんく | 東京都 | 不明 | 03/March/2021
自分はアマチュアピアノ弾きで両方とも楽譜を持っていてラヴェルは全曲練習もしましたが、数多くの録音を聴いた中で最初はあまり印象に残らなかったユンディ・リの演奏が楽譜に忠実で極めて模範的な演奏と思うに至りました。感情に流されることなく精緻に音楽を作り上げていく姿勢は素晴らしいと思います。近現代の曲が合っていそうなので、もっと弾いてほしいです。0 people agree with this review
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CHOPINIST | 大阪府 | 不明 | 03/April/2012
ドイツ・グラモフォンへの最後の録音となった、ユンディの協奏曲録音。彼は協奏曲の録音としては、このほかにショパンとリストの第1番(アンドリュー・デイヴィス&フィルハーモニア管)ぐらいしかなく、やはり彼はソロ向けなのかなぁとも思ってしまします。ですが、ここでは小澤征爾&ベルリン・フィルという素晴らしいサポートをバックに、熱演を繰り広げています。以前NHKのユンディ特集番組で、この収録風景を見たことがありますが、若いユンディの勢いに負けずオケを引っ張っていく小澤征爾もさすがなぁと感じたものです。プロコフィエフはライヴ録音で、あっという間に第4楽章まで駆け抜けて唐突なフィナーレを迎えるので、終わった瞬間に声も拍手も出ないという聴衆の反応が、また興味深いものです。ラヴェルはセッション録音ですが、今度は指揮者やオケの息遣いが聴こえるぐらいの臨場感。録音も素晴らしいです。2 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 10/June/2011
本盤にはプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番とラヴェルのピアノ協奏曲がおさめられているが、両曲ともにピアニスト、指揮者、オーケストラの三拍子が揃った素晴らしい名演と高く評価したい。特に、優れているのはプロコフィエフの方だ。プロコフィエフのピアノ協奏曲では第3番があまりにも有名であり、第2番はその陰に隠れている存在に甘んじているが、本名演はそうした不当な評価を一変させるだけのインパクトがあるものと言える。第2番は、プロコフィエフがぺテルブルク音楽院在学中に作曲されたいわゆるモダニズムを追及していた時代の野心作であり、弾きこなすには超絶的な技量を要する楽曲だ。ユンディ・リの卓越した技量は本演奏でも冴えわたっており、小澤指揮のベルリン・フィルとの丁々発止のやり取りは、これぞ協奏曲を聴く醍醐味と言えるだろう。もっとも、ユンディ・リは技量一辺倒には陥っていない。とりわけ第3楽章において顕著であるが、ロシア風の抒情の表現にもいささかも不足はなく、その情感溢れる美しさには抗し難い魅力があると言えるところであり、ユンディ・リの表現力の幅の広さを大いに感じることが可能だ。他方、ラヴェルについては、本演奏だけを聴くと素晴らしい演奏には違いがないのだが、同曲にはフランソワやアルゲリッチ、ツィマーマン、エマールなどの個性的な名演が目白押しであり、それらと比較するとやや特徴がない無難な演奏になってしまっているように思われてならない。もっとも、それは高い次元での比較の問題であり、本演奏を名演と評価するのにいささかの躊躇もしない。前述のように、小澤&ベルリン・フィルは、協奏曲におけるピアニストの下支えとしては十分過ぎるくらいの充実した名演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、特にプロコフィエフについてはライヴ録音ではあるが、本盤でも十分に満足し得る音質であると言える。しかしながら、先日発売されたSHM−CD盤は、若干ではあるが音質がさらに鮮明になるとともに音場がやや幅広くなったように感じられるところだ。いまだ未入手で、ユンディ・リによる素晴らしい名演をできるだけ良好な音質で聴きたいという方には、SHM−CD盤の方の購入をお奨めしておきたい。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 10/June/2011
本盤にはプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番とラヴェルのピアノ協奏曲がおさめられているが、両曲ともにピアニスト、指揮者、オーケストラの三拍子が揃った素晴らしい名演と高く評価したい。特に、優れているのはプロコフィエフの方だ。プロコフィエフのピアノ協奏曲では第3番があまりにも有名であり、第2番はその陰に隠れている存在に甘んじているが、本名演はそうした不当な評価を一変させるだけのインパクトがあるものと言える。第2番は、プロコフィエフがぺテルブルク音楽院在学中に作曲されたいわゆるモダニズムを追及していた時代の野心作であり、弾きこなすには超絶的な技量を要する楽曲だ。ユンディ・リの卓越した技量は本演奏でも冴えわたっており、小澤指揮のベルリン・フィルとの丁々発止のやり取りは、これぞ協奏曲を聴く醍醐味と言えるだろう。もっとも、ユンディ・リは技量一辺倒には陥っていない。とりわけ第3楽章において顕著であるが、ロシア風の抒情の表現にもいささかも不足はなく、その情感溢れる美しさには抗し難い魅力があると言えるところであり、ユンディ・リの表現力の幅の広さを大いに感じることが可能だ。他方、ラヴェルについては、本演奏だけを聴くと素晴らしい演奏には違いがないのだが、同曲にはフランソワやアルゲリッチ、ツィマーマン、エマールなどの個性的な名演が目白押しであり、それらと比較するとやや特徴がない無難な演奏になってしまっているように思われてならない。もっとも、それは高い次元での比較の問題であり、本演奏を名演と評価するのにいささかの躊躇もしない。前述のように、小澤&ベルリン・フィルは、協奏曲におけるピアニストの下支えとしては十分過ぎるくらいの充実した名演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、特にプロコフィエフについてはライヴ録音ではあるが、従来盤でも十分に満足し得る音質を誇っていた。しかしながら、今般のSHM−CD化によって、音質がさらに鮮明になるとともに音場がやや幅広くなったように感じられるところだ。いずれにしても、このような素晴らしい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。3 people agree with this review
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金さん | 長野県長野市 | 不明 | 05/February/2008
技巧的な面だけが強調されがちなプロコフィエフの2番だが、リは美しく聴きやすい素晴らしい演奏に仕上げている。 小澤さんは本当に伴奏が上手い。このコンビで他の曲も録音してもらいたい。1 people agree with this review
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北の火薬庫 | 北海道 | 不明 | 29/October/2007
最近マイブームとなっていたプロコの2番。3番は有名で多くのCDがあるが、2番は全集物が多く気軽に聞けない。その中では一押しのCDでしょう。ライブとは思えないピアノの安定感。ロシアの泥臭さ満点のシンフォニックな響き、名伴奏指揮者たる小澤の面目躍如といったところでしょうか?ラヴェルは、ワイセンベルグとの旧録音もあるが、録音の進歩がいかにすごいかを感じさせる一枚です。プロコの2番なんて思われているかもしれませんが、これは買いです。2 people agree with this review
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uun | 横浜 | 不明 | 23/September/2007
小澤・新日フィルとおとなしくグリーグの協奏曲を演奏していたユンディ・リとは別人のような熱い演奏。ベルリンフィルをここまでドライブする小澤も見事。ライブのプロコフィエフはすごい熱演だが、ラヴェルもすばらしい。ラヴェルはソリストが暴走してしまったアルゲリッチ・小澤・ベルリンフィルのライブに対する小澤のリベンジみたいな印象。是非自分の耳でお確かめを!3 people agree with this review
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aki | 宮城県 | 不明 | 22/September/2007
秀演だと思います。 最近の彼の録音では出来が良い方なのでは。1 people agree with this review
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珈琲好き | 鹿児島 | 不明 | 13/September/2007
下のレビューについて,それはマゼールとの実演の話でしょ,このCDの演奏はきっとそのときの印象とは全然違うと思いますが。6 people agree with this review
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