Nocturnes: Van Oort +nocturnein The 19th Century
Customer Reviews
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レエル | 不明 | 12/September/2008
ショパンを鳴らした可憐で繊細なプレイエルは、手弱女な夜想曲を演出し、微妙なニュアンスを今に響かせるが、その多彩な音色は豊かな匂いをかぐわせるようで、まるで香水が女性を魅惑するようにプレイエルもショパンを魅惑したにちがいない。全体として録音演奏共にオーソドックスでないが、何かしらの色気が漂う...秋の夜長に部屋窓を開け、戸外で鳴く虫の音色に音量を合わせ聴く夜想曲も、また乙なものです。1 people agree with this review
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P席常連 | よこすか市 | 不明 | 05/July/2006
フィールドはショパンを腐った作曲家と皮肉ったそうだが(解説に確かそのように書いてある)その腐り加減こそ、ショパンが当時の作曲家のなかでいかに非凡な才能の持ち主だったか、これを聴くとよくわかる。そんなことは別としても素朴な響きの中に、それぞれの作曲家が曲にこめた思いが素直に伝わってくる。ジャケットデザインも秀逸。0 people agree with this review
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いやみなぶらいあん | 世田谷区 | 不明 | 17/February/2006
玉石混交のブリリアント(最近は玉が多い)にあって、最近ではかなりいい出来の部類だと思うし、企画が素晴らしい。特にフィールドは年代的にはベートーヴェンと同じぐらいだが、作風はかなりロマン派のものだ。抒情的な旋律はショパンに影響を与えたと想像するに難くない。多分に過渡期の作曲様式だが、こう聴くとショパンの独自性が際立つ気もする。この奏者の演奏ではフィールドのほうが面白かった。3種類の楽器の弾き分けも録音も理に適っていると思う。0 people agree with this review
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