Sym.2, En Saga: Karajan / Bpo
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 25/June/2011
私にとって1960年PHOを振ったカラヤンのシベリウス交響曲第二番は透明感があり進取性に富んだこの曲の演奏盤(演奏タイム@9’57A14’27B6’11C15’22)として長らくの愛聴盤でありました。最終楽章の凱歌を挙げる処での音の左右分離に思わず唾を飲み込む始末でもありました。あれから20年後、カラヤン72歳の1980年、今度本盤はBPOを振っての演奏でタイムは@9’43A14’30B6’40C16’29と一層後半に時間をかけて豊潤なBPOのサウンドを充分含みを持たせて展開しております。聴かせ処では管弦共荘重と程までの雰囲気が醸し出され「溜め」を熟成しながら最終楽章へ結びつけて行きます。ティンパニーの結構存在感が感じられBPOの管弦は一層分厚くなって行きます・・・・ちょっとこれがシベリウスの涼しさかどうかは聴く方としてもハタと迷うことがあるのも正直な処であります。しかしいずれにしてもエンタテイメントな色あいは正しくカラヤン節であります。最後の〆のすぼみ方にも特徴がありますね。1976年収録の交響詩「伝説」(タイム18’24)の方は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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saitaman | saitama | 不明 | 27/April/2008
Karajanの絶頂期というより老匠の頃の録音。BPO&Karajanのいろいろな録音の中でも、知と情のバランスという点では、かなり情に基づく解釈が際立つ演奏になっている。もっとはっきり言うなら、Sibeliusというより晩年のKarajanの心境の一端をその美学を通じて聴くという趣きの強い演奏だ。もちろん、だから感動を呼ぶという意見があってもおかしくはない。パート別では金管がかなり目立つが、BPOだからやっぱり上手いことは上手い。1 people agree with this review
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