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Mozart (1756-1791)

CD Symphonies Nos.29, 31, 32, 35, 36, 38, 39, 40, 41, Requiem, etc : Charles Mackerras / Scottish Chamber Orchestra & Choir (5CD)

Symphonies Nos.29, 31, 32, 35, 36, 38, 39, 40, 41, Requiem, etc : Charles Mackerras / Scottish Chamber Orchestra & Choir (5CD)

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    ソナタ形式の楽章はリピートすべきと思う老人  |  岐阜県  |  不明  |  05/September/2025

    これらは非の打ち所がない名演揃いです。生き生きとした音楽が展開され、心地よい事限りがない。ただ、これらは全てSACDでも中古などで比較的安価で入手できるので、私はHMVなどの中古なども調べて集めるのをオススメする。三つに分かれてセットになっているので割合探しやすい。

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    Verdi  |  神奈川県  |  不明  |  26/February/2021

    マッケラスが晩年手兵としていたスコットランド室内管と録音したモーツァルトの録音集。個人的には思い入れのある人なので、というのはあるにせよ、快活という言葉が合ういい演奏だと思います。スコットランド室内管自体がなかなかいいオケなので、聞いていて楽しいですし。録音も良いですね。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  05/January/2021

    良い演奏は冒頭を聞けばわかる。29番第一楽章を聞いたら「マッケラスってこんなに凄かったのか」と本当に瞠目した。マッケラスと言えば、今でも”ウィーンフィルとのヤナーチェクだよね”と私も思っていたし、ブレンデルがマッケラスをパートナーに選び、再録音したモーツァルトの協奏曲がリリースされた時に購入したが、「なんでマッケラスだったんだろう」と言うことが私には当時全くわからなかった。ところがマッケラスは1992年から始まったECOとの関係の中で、早くからこのモダンオケにピリオド奏法とナチュラルホルン、トランペット、ティンパニを導入、新しい表現を目指していた(これはライナーに書いてあったから事実だろう)。その終着点とも言えるのが2007年と9年に録音されたこのディスクである(レクイエムは2002年)。特に最晩年の29、31、32番とハフナーとリンツは物凄い名演。29番は優しい響きの中にも立体的な響きと、細かいニュアンスの両立が奇跡に近い。これを聞いてしまうと、勢いが良い29番の冒頭とかもう聞きたくなくなる。また、ハフナーはピリオド奏法でありながら推進力と暖かみが両立し、また各声部の音量調整が見事。第一楽章の終結部とかたまらない。特に第二楽章がここまで心に染みる演奏は他では聞けない。三楽章はリズム処理が見事だし、終楽章もしっかり鳴らしてくれる。リンツに至ってはこの美点にスケール感が加わるのだから鬼に金棒とはこう言うことを言うのだろう。従来のピリオド演奏では曲の構成感とインテンポのためにモーツァルトの持つ慈愛が失われていたんだなぁと改めて気付くことになった。38−41も悪かろうはずがない。プラハは演奏の難しい曲だが、対位法の良さを引き出しながら、細かいニュアンスに心がこもる。それがジュビターになるともう一つギアを上げて曲にふさわしくボリュームアップする。やはりこの曲は別格なんだなと思わせる。このディスクの素晴らしさについてはいくらでも書けるが、従来のSACDから通常CDになったがボックス化して求めやすくなったし、これを機に多くの方にマッケラスの至芸を聞いて欲しいと願わずにいられない。なお、ブックレットに記載されたSCOのドナルド・マクドナルド総裁(なんちゅうお名前じゃー)の「Some reflections and reminiscences」と言う寄稿は、2020年の8月に書かれたもので、没後10年経ってもなお、マッケラスへの敬愛をはじめ、ブレンデルやラトルとのエピソードやこのディスクに対する誇りが記載されており、心に残る。

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