1917
Customer Reviews
Showing 4 star reviews > Read all customer reviews
Showing 1 - 1 of 1 items
-
u.f.o.313 | 東京都 | 不明 | 30/June/2021
ここ数年のワンカット撮影ブームの中、本格的戦争映画のワンカットものということで話題になった作品。実際、映画館でこれを4DXで見て、とても疲れたという思い出がある。ワンカット映像を2時間近く見るだけでも、相当神経が消耗されるのに、それを4DXで体感しながら見たのだから、まさに心身共に消耗してしまったという感じだった。プロットはいたってシンプルなので、やはり臨場感が「命」という感じの映画だと思う。 ただ、個人的に気になったのは、この映画のなかで塹壕の中を延々と歩いていくシーンや大勢の仲間の兵士の顔、顔、顔をパンしていくようなシーンが何かとても見覚えのあるシーンに思えたことだ。そして思い出したのが、ほぼときを同じくして日本で公開された「彼らは生きていた」という第一次世界大戦のドキュメンタリー映画の映像だった。この映画は実際の当時の映像を着色化するなどして最新の映像技術を駆使して制作されたものだった。本作の製作陣が果たしてこの作品を参考にしたのか、どうなのかは判断しがたいところだが、少なくとも彼らが目指したリアリズムの裏付けがこの「彼らは生きていた」というドキュメンタリー映画の中に確実にあるというように私は感じた。もし、気になる方がいれば、こちらの作品も本作と併せて見ていただきたい。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items