UNISON SQUARE GARDEN
インタビュー！第2回

 

第2回

　ポップでありながらもアグレッシブで力強い、ユニゾンスクエアガーデンの摩訶不思議な音楽。それはどんなプロセスで生まれるのだろうか？

「一人ひとりが音を追求して一つの音楽として成立させると、結果的に出てくるサウンドはロックなものになり、攻めたアレンジになるんです。僕らが何かを伝えようとすると、激しく叩きつけるようなものになる。ただそうやりながらも、聴いた人には素晴らしいJポップを聴いているような気持ち――美しいメロディで、歌も染み入ってきて――になってほしいと思っています。そういう音楽を作りたいですね」（鈴木貴雄／Dr）

「Jポップって奥が深くて、色んなアーティストがそれぞれの形を掲示してきましたよね。その中で、僕らは新しいポップスを作りたい。パッと聴いた感じは他とそんなに変らないかもしれないけど、バンドとしての発想はぜんぜん違う――そんな音楽を作っていきたいですね」（田淵智也／B）

「3人ともやりたいことが多すぎて、たいていトゥーマッチになっちゃう（笑）。それを大幅には削らず、逆にトゥーマッチ感を楽しめるのが、ユニゾンスクエアガーデンの音楽なのかなって」（斎藤宏介／Vo&G）