TESTAMENTから往年の名ソプラノ
Friday, June 20th 2008
SBT21420アンナ・モッフォ/マノンの肖像、愛の二重唱(2CD)
史上屈指の美人ソプラノ、モッフォの名盤復活。ネトレプコやボンファデッリなど、今の時代も歌と容姿を兼ね備えたソプラノ歌手が人気ですが、アンナ・モッフォ(1932-2006、生年には1930説と1935説もあり)はその中で飛びぬけた存在。カーティス音楽院で学び、フルブライト奨学金でイタリアに留学。1955年にスポレート歌劇場で『ドン・パスクヮーレ』のナンネッタを歌ってデビューするとセンセーショナルな人気を巻き起こし、1957年にはカラヤン指揮ウィーン国立歌劇場の『ファルスタッフ』録音に、ナンネッタで参加。同年にシカゴ・リリック・オペラで母国にも凱旋しています。
モッフォはアメリカ人ですが、両親がイタリア人だったためイタリア語をネイティヴ同然に話し、才気煥発でもあったことから、イタリアのテレビ局で10年余りにわたって司会者として人気を博し、『イタリアの10大美女』に選ばれたこともあったほど。その声は、ジョン・スティーンが『ザ・グランド・トラディション(偉大なる伝統)』という著書で「リリコ或いはリリコ・ドラマティコでありながら、驚くべきことにソプラノの最高音域をまったく自然に響かせることのできる、きわめて稀なもの」と評しています。しかし、歌い過ぎたためか、30代後半で高音に衰えが見え始め、40代後半で引退同然となりました。
このCDはかつて『マノンの肖像』と題して発売された2枚組LPをメインに、日本でもビクターから『愛の二重唱』と題して発売されたアルバムにも収められていたデュエットのトラックを収録しました。共演歌手の豪華さは、当時のモッフォの人気を忍ばせます。モッフォの声が衰え始める前の録音で、大西洋をまたいでイタリアとアメリカ両国の国民的ヒロインであった最盛期の声を伝えてくれます。(ユニバーサルIMS)
・マスネ:『マノン』抜粋
・プッチーニ:『マノン・レスコー』抜粋
アンナ・モッフォ(マノン:ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(デ・グリュー:マスネ)
フラヴィアーノ・ラボー(デ・グリュー:プッチーニ)
ロバート・カーンズ(ラスコー:マスネ&プッチーニ)、他
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団
指揮:ルネ・レイボヴィッツ
・ヴェルディ:『椿姫』より「パリを離れて」
・プッチーニ:『蝶々夫人』より「可愛い赤ちゃん、泣くんじゃないよ」
・ドニゼッティ:『ランメルモールのルチア』より「裏切られた父の墓前で」
・プッチーニ:『ラ・ボエーム』より「ああ、なんと愛らしい乙女」
アンナ・モッフォ(ソプラノ)
リチャード・タッカー(アルフレード)
ローマ歌劇場管弦楽団、指揮:フェルナンド・プレヴィターリ(椿姫)
チェーザレ・ヴァレッティ(ピンカートン)
ロザリンド・エリアス(スズキ)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団/指揮:エーリヒ・ラインスドルフ(蝶々夫人)
カルロ・ベルゴンツィ(エドガルド)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団/指揮:ジョルジュ・プレートル(ランメルモールのルチア)
リチャード・タッカー(ロドルフォ)
ロバート・メリル(マルチェッロ)
ローマ歌劇場管弦楽団/指揮:エーリヒ・ラインスドルフ(ボエーム)
録音:1957年〜65年(ステレオ)
SBT1414
リチア・アルバネーゼ/アリア名唱集
アメリカで愛されたイタリアの花、アルバネーゼのアリア集
リチア・アルバネーゼ(1913年イタリア生まれ)は、典型的なリリコ・スピントの力強い声を持ちながら「非常に聡明で、力任せで歌うことを決してしなかった」と評されたソプラノ歌手。1934年にミラノで「蝶々夫人」の急な代役で非公式デビュー、翌年末にはスカラ座の「ジャンニ・スキッキ」でラウレッタを歌い、いち早く人気を獲得しました。デビューが衝撃的だったせいか、「蝶々夫人」のタイトルロールは300回以上も演じたそうです。
蝶々夫人に加え、ミミ、ヴィオレッタでも高い評価を得たアルバネーゼでしたが、テバルディとカラスが覇を競っていた時代のイタリアでは、どんなに優れたソプラノ歌手でも影が薄くなってしまうもの。アルバネーゼが最も活躍し広く愛されたのはアメリカでした。1940年に「蝶々夫人」でメトロポリタン歌劇場にデビュー。以後、26シーズンで「蝶々夫人」72回を含む16作品、427回の上演に参加しました。また、サンフランシスコ歌劇場でも1941年から20シーズンの間に120公演に参加し、1972年夏の同歌劇場50周年を祝う特別ガラ・コンサートにも登場しました。
1946年には、「ラ・ボエーム」を初演したトスカニーニ自身による初演50周年記念録音に招かれて参加。同じトスカニーニ指揮、同年12月に行われた「椿姫」では、ラジオ生放送にもかかわらず見事なヴィオレッタを歌い、これを聴いたカラスがアルバネーゼに「どうしたらあのように歌えるのか?」と聞いてきたほどでした(この質問にアルバネーゼは「トスカニーニが望んだ通りにやっただけ」と答えたそうです。しかもトスカニーニは「シャンペンみたいなものさ。君ならできる。」と言っただけだったとか。)。
「優れた歌手は他人も自分もコピーをしない。毎回何かしら違う、新鮮な演奏を生み出すもの」という信条を持つアルバネーゼは、40年間にわたって高い水準の歌唱を続けた後、61歳で引退。リチア・アルバネーゼ・プッチーニ財団を創設して若手歌手のサポートを行っています。歌手としての実績と引退後の活動に対して、アメリカ合衆国政府は1995年にクリントン大統領(当時)からナショナル・メダルを贈呈。2000年には個人を対象とする顕彰では最高位であるハンデル・メダリオンをニューヨーク市から授与されています。
アルバネーゼのキャリアは早熟でかつ長命に恵まれたものでしたが、もちろん声自体は年齢によって変化しました。ここに収められたのは彼女の長い歌手人生の初期に属する録音で、その輝かしい声自体の魅力に加え、レパートリーとその対応力の広さには舌を巻かされます。このアルバムの出現によって、多くの人のアルバネーゼ評が一気に高まるのではないでしょうか。(ユニバーサルIMS)
・プッチーニ:歌に生き、愛に生き(トスカ)
・プッチーニ:私のお父さん(ジャンニ・スキッキ)
・カタラーニ:さようなら、ふるさとの家よ(ラ・ワリー)
・チレア:私は創造主である神のつつましきしもべ(アドリアーナ・ルクヴルール)
・レオンカヴァルロ:鳥の歌/ネッダとシルヴィオの二重唱(道化師)
・ヴェルディ:アヴェ・マリア(オテロ)
・モーツァルト:ぶってよ、マゼット(ドン・ジョヴァンニ)
・モーツァルト:とうとうその時が・・・恋人よ、早くここへ(フィガロの結婚)
・マスネ:さようなら、私の小さなテーブルよ(マノン)
・ギュスターヴ・シャルパンティエ:その日から(ルイーズ)
・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番
・チャイコウフスキー:タチアナの手紙の場面(エフゲニ・オネーギン)
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ)
ロバート・メリル(バリトン、シルヴィオ)
RCAビクター管弦楽団
8人のチェリスト(ヴィラ=ロボス)
シンフォニー・オーケストラ(チャイコフスキー)
指揮:フリーダー・ヴァイスマン(プッチーニ、カタラーニ、鳥の歌、ヴェルディ)
ディック・マルツェッロ(チレア、ぶってよマゼット)
ジャン・モレル(ネッダとシルヴィオの二重唱、恋人よ早くここへ、マスネ)
ヴィクトル・トゥルッコ(シャルパンティエ)
レオポルト・ストコフスキー(ヴィラ=ロボス、チャイコフスキー)
録音:1945-1951年(モノラル)
SBT1415
アイリーン・ファーレル、ワーグナーを歌う
オペラ・ハウスでは歌わなかったワーグナー歌手、ファーレルの遺産。
ワグネリアンにこそ御一聴頂きたい隠れたワーグナー名盤です。
アイリーン・ファーレル(1920-2002)は、アメリカで活躍したドラマティック・ソプラノ。ヴォードヴィル・シンガーの両親の下に生まれ、1942年に行ったデビュー・コンサートがCBSラジオで放送されて注目を集め、戦後の1947年から翌年にかけて行ったアメリカ・ツアーでクラシックの歌手としての評価を決定的にしました。トスカニーニも1952年のベートーヴェン第9の録音に招き、この演奏がトスカニーニ自身「生涯でもっとも満足のゆく第9の録音」と認めるものとなりました。
ファーレルは劇場での舞台上演よりもコンサートやラジオ放送への出演を好んだといわれます。ワーグナー歌手に相応しい力強い声を持っていたにもかかわらず、またバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルをはじめ、コンサートでしばしばワーグナーを歌っていたにもかかわらず、ファーレルがワーグナー作品の舞台上演に出演した記録は一つもありません。ファーレル自身は、オペラ・ハウスでワーグナー・ソプラノを歌うことが歌手生命を縮める可能性があることを知っていたようです。
若き日のファーレルにいち早くワーグナー歌手としての素質を見出したのがストコフスキーで、ラジオ放送でファーレルの声を耳にした彼は、「ヴェーゼンドンク歌曲集を録音するなら彼女しかない!」と閃き、曲を知らなかったファーレルに対して4ヶ月にも及ぶレッスンを行いました。この録音は発売されるや評判となり、この曲の定番としての評価を獲得しました。ファーレルは後に「ヴェーゼンドンク歌曲集」をバーンスタインとステレオで再録音し、これが1962年にグラミー賞を獲得したため、モノラルのストコフスキー盤は埋もれていましたが、ここにようやく復活します。
ラインスドルフ指揮で録音された「ジークフリート」の最後の場面は、ファーレル演じるブリュンヒルデと当代きってのヘルデンテナーの1人、セット・スヴァンホルムとの愛の二重唱を中心としており、これを聴くにつけ、ファーレルがワーグナーでメトの舞台に立たなかったことがあらためて惜しまれてなりません。(ユニバーサルIMS)
ワーグナー:
・ヴェーゼンドンク歌曲集(全5曲)
アイリーン・ファーレル(ソプラノ)
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
レオポルト・ストコフスキー(指揮)
録音:1947年12月30日(モノラル)
・『ジークフリート』第3幕より最終場面
アイリーン・ファーレル(ソプラノ:ブリュンヒルデ)
セット・スヴァンホルム(テノール:ジークフリート)
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1949年4月9日(モノラル)
OperaLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
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A Portrait of Manon, Great Love Duets : Moffo, Di Stefano, Labo, Leibowitz / RCA Italiana Opera Orchestra, etc (2CD)
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Licia Albanese Opera Arias
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Wesendonk Lieder, Scenes from Siegfried : Farrell, Svanholm, Stokowski / His Symphony Orchestra, Leinsdorf
Wagner (1813-1883)
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Import Nilsson(S)Sings Mozart, Beethoven, Weber, Etc ('57, '58)
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Import Arias: Anna Moffo(S)gallliera / Po ('58)
Mozart (1756-1791)
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Import Opera Arias: Nilsson(S)hotter(Br)ludwig / Po('57)
Wagner (1813-1883)
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Release Date:29/September/2000
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Import Opera Arias: Antonietta Stella(S)
Verdi / Puccini
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Import Opera Arias, Scenes: Grandi(S)
Verdi (1813-1901)
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(tax incl.): ¥3,158Release Date:29/September/2006
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Import Mattiwilda Dobbs(S)Arias & Songs
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(tax incl.): ¥3,158Release Date:25/February/1999
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Import Eileen Farrell -Opera Arias : Schippers / Philharmonia
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(tax incl.): ¥3,158Release Date:25/February/1996
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