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黒汁滴る女性ジャズ・ヴォーカル42傑B

Wednesday, December 19th 2007





Pat Thomas / Moody's Mood
4 Pat Thomas 『Moody's Mood』

 アメリカで英詞のボサ・ノヴァ曲を歌った先駆け的シンガー、パット・トーマス。クラウス・オガーマン、ラロ・シフリンら大物が編曲に名を連ねる、1962〜63年録音のスタンダード集。ブルージーでソウルフル、安定感のある歌唱は文句なしの一級品!





Ethel Ennis / This Is Ethel Ennis
4 Ethel Ennis 『This Is Ethel Ennis』

 この辺で、一服の清涼剤的にこちらを。愛嬌たっぷりでチャーミングな歌唱を聴かせるエセル・エニス。『Once Again...』、『My Kind Of Waltztime』などと並んで人気のRCA作品。ボーナス・トラック10曲追加というフル・ヴォリューム盤。トニー・ハーパー系のスムーズな感じがお好きな方におススメ。




Maxine Sullivan / Loch Lomond -Greatest Hits
4 Maxine Sullivan 『Loch Lomond -Greatest Hits』

 タイトル曲の大ヒットで一躍スターとなったマキシンの代表作品を収録したベスト・アルバム。2004年のTVCMで使用され、話題となった「Blue Skies」を収録。70〜80年代にかけては、アルバータ・ハンターと共に、ジャズの歴史を体現した「生きた伝説」として人気を集めたベテラン・シンガー、マキシンの実像を聴くのに最適の1枚。




Sippie Wallace / Sippie
4 Sippie Wallace 『Sippie』

 1898年生まれ、1986年没。ルイ・アームストロングらとの吹き込みでもおなじみ、1920年代から活動を続ける伝説のテキサス・ブルース・シンガー、シッピー・ウォレスの82年傑作。ボニー・レイットの最も敬愛するシンガーとしても有名で、本作にもゲスト出演している。コクのある声は晩年も健在。




Ida Cox / Blues For Rampart Street
4 Ida Cox 『Blues For Rampart Street』

 1896年生まれ、1967年没。こちらも1920年代最高の女性ブルース・シンガーと称される一人、アイダ・コックス。同時代の女性ブルース・シンガー同様、ジャズ色の強いブルース作品をパラマウント・レーベルに多く残した。1944年に一度音楽活動から退くものの、生涯最高傑作と呼ばれる、この61年の復帰作で素晴らしい歌唱を聴かせた。コールマン・ホーキンス(sax)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)、ミルト・ヒントン(b)、ロイ・エルドリッジ(tp)らも本作で彼女のカムバックを祝っている。




Alberta Hunter / Amtrak Blues
4 Alberta Hunter 『Amtrak Blues』

 1895年生まれ、1984年没。黒人のポピュラー・シンガーの先駆者であり、音楽の幅もジャズ、ブルース、ポップ・ミュージックと幅広い。1920年代から膨大な数の録音を残すも、50年代半ばまで、まともにレコードとして発表されたものはなく、NYの病院でアルバイトを続けながらライヴ活動を行っていた。61年にブルースヴィルから念願の初アルバムを発表し、77年にようやく音楽業に「専念」することを決意(当時81歳)。84年に亡くなるまで、Columbiaから4枚のアルバムを発表。しわがれた渋い声で多くのファンを魅了した。本盤は78年作品。




<Ethel Waters / Incomparable Ethel Waters
4 Ethel Waters 『Incomparable Ethel Waters』

 1896年生まれ、1977年没。女優としてオスカー賞にもノミネートされたシンガー、エセル・ウォーターズ。Columbiaのレーベル・メイト、ベッシー・スミスを「女王」の座から蹴落としたのが彼女だと言われている。「Stormy Weather」、「Cabin in the Sky」といったら、ジャズ・ファンからもミュージカル・ファンからも愛された名唱。バックには、ベニー・グッドマン(cl)、デューク・エリントン(p)、ジョー・サリヴァン(p)らの名がずらり。




Ma Rainey / Ma Rainey
4 Ma Rainey 『Ma Rainey』

 1886年生まれ、1939年没。「ブルースの母」と呼ばれ、ベッシー・スミスと共に戦前ブルースを代表するシンガー、マ・レイニー。1900年代初頭、ブルースを旅回りや、寄席演芸のステージ・ショーに取り入れた最初のひとりとも言われている。その作品は、力の入ったエンターテインメントというよりは、南部のカントリー・ブルースの素朴な味わいがあり、あたかもローカルなキャバレーで歌っている風情が漂う。大古典「C.C. Rider(See See Rider Blues)」をまずはどうぞ。




Lucille Bogan / Black Angel Blues
4 Lucille Bogan 『Black Angel Blues』

 1897年生まれ、1948年没。ブルース古典「Shave 'Em Dry」の作者、歌手として有名なルシール・ボーガン。しばしば、猥褻で露骨な歌詞で、性的なテーマ、特に、売春ネタ、レズ、不倫といったテーマを歌い物議を醸した。現代で言うところの「スラックネス」(=下ネタ)系シンガー/DJの元祖と言えるだろう。




Clara Smith / Complete Recorded Works 5 (1927-1929)
4 Clara Smith 『Complete Recorded Works Vol.5 (1927-1929)』

 1894年生まれ、1935年没。世界でも最もスゴイ「うなり声」と言われている、寄席芸人のブルース・シンガー、クララ・スミス。録音のいくつかには、ルイ・アームストロングや、コールマン・ホーキンス、ドン・レッドマンとのものも残っている。彼女の絶頂期の瞬間を捉えたDocument盤。






    



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