4 Diahann Carroll 『Nobody Sees Me Cry:Best of Columbia Years』
ミュージカル〜ハリウッド〜TV女優としてのキャリアも光る、真に華のあるブラック・スター・シンガー、ダイアン・キャロル。舞台等を経験してきただけはあるそのドラマ性と、しなやかでジャジーなセンスが程よく絡んだ歌唱には、同時代の他のシンガーをアタマ二つ以上は引き離した、スペシャルなものを感じさせる。Andre Previnとのコンビ作品を多数リリースしていることでも有名。本作は、バラードを主体としながらも、思いがけずのポップ・ナンバーも飛び出すコロンビア時代のベスト盤。ボッサな「Nobody But Me」がオススメ!
4 Elaine Delmar 『Sneakin'Up On You』
ジャマイカ出身のトランペッターを父に持つ英国シンガー、エレイン・デルマーの68年CBSオリジナルとなる、所謂レア盤。白人的な洗練されたフィーリングと、サラ・ヴォーン的なテクニックを併せ持つ実力派。当時代ならではのグルーヴィーでファンキーなサウンドは、ソウル/ファンク方面でも需要高。「Ode To Billy Joe」激似の、ファンキー・ブラスが吠えまくるタイトル曲は、昨今レアグルーヴ・シーンでも取り沙汰されている超人気曲。
4 Dodo Greene 『Ain't What You Do』
訥々としたゴスペル・フィーリングに長けたドド・グリーンの59年Time原盤。エラやサラまでが彼女のステージを好んで聴きに行ったというほどの、素晴らしい歌唱力と表現力を持つ彼女。一般的には、62年のブルーノート盤『My Hour Of Need』が有名だが、本作でも、ダイナ・ワシントン、アルバータ・ハンター直系のブルース〜ゴスペル・テイストのコクがたっぷりと味わえる。エロ・ピンクなジャケットもどうだ、ぞっくぞくするやろ!
4 Amina Claudine Myers 『Circle Of Time』
ゴスペルをルーツに持ち、70年代にはAACM(Association for the Advancement of Creative Musicians−創造的音楽家の前進のための協会)のメンバーともなり、猛々しいフリー・ジャズ・パフォーマンスを行なってきたアミナ・クローディン・マイヤーズ。83年、イタリアのBlack Saintに吹き込まれた本作は、自らの歌の上手さだけに頼らず、あくまでスピリチュアルなアプローチの弾き語りで、魂の開放を表現している。