ターリヒ四重奏団/『ジプシーの歌〜ドヴォルザーク、ヤナーチェク、バルトーク、他』
2025年07月17日 (木) 19:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ターリヒ四重奏団が奏でるボヘミアの魂
2024年に結成60年を迎えたターリヒ四重奏団と、チェコ出身の編曲家イジー・カバートが手を組んだことから生まれたアルバム。ドヴォルザークがブラームスに認められ世に出るきっかけとなった『モラヴィア二重唱曲集』、その後に書かれ美しい「我が母の教え給いし歌」を含む『ジプシーの歌』、ヤナーチェクが伝承歌を編曲した『歌によるモラヴィア民俗詩』など、チェコ(モラヴィア)を発祥に古くから親しまれてきた歌の数々を弦楽四重奏に編曲したものを前半に収録しています。
バルトークの『ルーマニア民俗舞曲』からのプログラム後半にはツィンバロムとコントラバスが参加。一部にはカヴァルという笛も加わり、民族色をさらに強め躍動感のある音楽を聴かせます。ヨーロッパの音楽を牽引してきたボヘミアの伝統を受け継ぐターリヒ四重奏団が、自分たちの感性を伸び伸びと開放させ、音楽を心ゆくまで楽しんでいることが温かく伝わる1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ドヴォルザーク[1841-1904]:ジプシーの歌 Op.55, B.104
我が愛の歌
我がトライアングルが鳴る
森一帯が静まり返り
我が母の教え給いし歌
弦の調子を合わせて
ゆったりした袖とズボン
鷹に金の鳥籠を与えて
2. ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.32, B.60 & B.62より
とらわれた娘より
楽しく出会ったのだから
3. ヤナーチェク[1854-1928]:歌によるモラヴィア民俗詩より
森番 - 愛しい人の馬
ハシバミの実 - 愛 - 魅力 - 約束
愛の花たち - 花束 - 恋人との別れ - そのときと今 - 愛しい人の似顔絵
ベオグラード - 恋人殺し - 埋葬
ただ独り - 誰にあげる花 - タイムの香草 - コリーンの街 - 楽士たち
4. 伝承曲:モラヴィア民謡:
セドラーツカー - 朝だ - 家へ帰ろう - 僕が幼いころに言ったのは - そしていま手にしている
5. バルトーク[1881-1945]:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
棒踊り
帯踊り
足踏み踊り
ブチュムの踊り
ルーマニアのポルカ
速い踊り
6. ジョルジュ・ブーランジェ(ギタ・ブレンチャ)[1893-1958]:ジプシーのセレナード
7. ジョルジュ・ブーランジェ:死ぬ前に
8. グリゴラシュ・ディニク[1889-1949]:ホラ・マルツィショルルイ
9. イワン・ワシリーエフ[1810-1870]:2つのギター
編曲:
イジー・カバート(1-3)、ミロスラフ・コラーチア(4)
トマーシュ・イール(6-8)、アレクセイ・アスラマス(9)
ターリヒ四重奏団
ヤン・ターリヒ、ローマン・パトチカ(ヴァイオリン)
ラディム・セドミドゥブスキ(ヴィオラ)
ミハル・カニュカ(チェロ)
フィリプ・ヘラーク(コントラバス:5-9)
ルボミール・ガスパル(ツィンバロム、カヴァル:5-9)
録音時期:2024年2月、7月
録音場所:チェコ、チェスケー・ブジェヨヴィツェ、南ボヘミア・フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(デジタル)
日本語解説付き
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