シカゴ 1972年『ライヴ・イン・ジャパン』2024年9月18日 (水) 再発売...
偉大なる伝説的ブラスロックバンド、シカゴ 2024年9月開催の来日公演を記念して、1972年に大阪で行なった来日公演の模様を収録した2枚組ライヴアルバム『ライヴ・イン・ジャパン』がジュエルケース仕様で再登場。
HMV&BOOKS online-Rock & Pop|Tuesday, September 9, 2024 18:00
2024年09月27日 (金) 17:00
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伝説的ブラスロックバンド、シカゴ 1971年9月16日 ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターでの未発表ライヴ音源が、オリジナルマルチトラックテープからの最新リミックスを施されて初登場。この日の公演で初披露された名曲「Saturday in The Park」をはじめ、「25 Or 6 To 4」「Beginnings」「Does Anybody Really Know What Time It Is?」など全26曲をCD3枚に完全収録。
収録曲
1967年の結成以来、半世紀以上に亘りコンサートを精力的に続け、世界各地のファンをそのパフォーマンスで魅了し続ける伝説的ブラスロックバンド、シカゴ。現在までにグラミー賞を含む数々の音楽賞を受賞し、11曲のNo.1シングル、5枚のNo.1アルバムを発表。現在までの世界での累計アルバムセールスは実に 1億2,000万枚を超える、まさに「伝説」の名にふさわしいロックバンドだ。
2024年9月には「Blue Note Jazz Festival」へのヘッドライン出演のために再び来日してくれる彼らから非常に貴重なライヴレコーディング作品がここに届けられる。それが、1971年9月16日にワシントンD.C.にあるケネディ・センターで行なわれたコンサートの模様を収録した、この貴重な未発表ライヴアルバム『Chicago At The John F. Kennedy Center For The Performing Arts: Washington D.C. (9/16/1971)』だ。
1971年の9月に開館したばかりのこの会場でコンサートを開催した最初の一組となったシカゴのその興奮のパフォーマンスが、シカゴの創立メンバーの1人でありバンドのトランぺッターであるリー・ロックネインとエンジニアのティム・ジェサップによって、オリジナルのマルチトラックテープをもとに新たにリミックスを施された音源となって初めて世界中のファンに届けられることとなるのだ。この貴重な未発表ライヴアルバムは、3枚組CDと4枚組アナログレコードという2形態でのリリース。
ここに収録されている全26曲のライヴ音源は、アメリカの首都であるワシントンD.C.に建設されたジョン・F・ケネディ舞台芸術センター (The John F. Kennedy Center for the Performing Arts) が開館してから1週間が経過した1971年9月16日にレコーディングされたもの。この日レコーディングされたライヴ音源は、2018年にリリースされた『Chicago: VI Decades Live』で「Goodbye」の1曲のみが公開されていたのだが、それ以外の音源はレコーディングされてから50年以上もの間未発表のままとなっていた。その歴史的ともいうべき貴重な未発表ライヴ音源が、ついに世界に届けられることとなるのだ。
ロバート・ラム (キーボード、ヴォーカル)、テリー・キャス (ギター、ヴォーカル)、ピーター・セテラ (ヴォーカル、ベース)、ダニー・セラフィーヌ (ドラム)、リー・ロックネイン (トランペット、ヴォーカル)、ジェイムス・パンコウ (トロンボーン)、そしてウォルト・パラゼイダー (ウッドウィンド、ヴォーカル) というラインナップによる2時間以上にわたる興奮のパフォーマンスをケネディ・センターで披露してくれた彼らだが、このライヴでは、1969年のデビュー以降にリリースした3枚のスタジオアルバムに収録されていた楽曲が披露されている。
ここでは、「25 Or 6 To 4」「I'm A Man」といったロックな曲や、「Colour My World」「Beginnings」といったバラード曲、ジャズに影響を受けた「Does Anybody Really Know What Time It Is?」「Ballet For A Girl In Buchannon」「It Better End Soon」といった一連の長尺な組曲的楽曲など、多岐にわたるスタイルの楽曲を披露しており、様々なジャンルを融合させるシカゴというバンドの多様性を強く感じさせてくれる選曲となっている。
また特筆すべきは、この日の公演で初めて彼らがあの名曲「Saturday in The Park」を披露したという点だ。ケネディ・センターでのパフォーマンスの数日後に、彼らは新作のレコーディングを開始し、翌1972年7月にアルバム『Chicago V』をリリースした。このアルバムは、バンドのそれまでにサウンドにおいて重要な進化を見せる記念碑的作品となり、シカゴにとって初めての全米No.1アルバムとなった作品だ。スタジオに入って新曲をレコーディングする前に、彼らはワシントンD.C.での公演で試験的にその新曲を演奏したのだという。
ロックネインは当時をこう振り返っている。「実は、このケネディ・センターでのショウで、僕たちは初めて『Saturday In The Park』を演奏したんだ。この音源を聴けば、まだ誰がリードヴォーカルを歌うか、僕らがまだ決めていなかったことに気づくと思うよ。それに、ロバートはまだ『Dialogue』のパート2の部分を書いていなかったんだ」。
Saturday in the Park (Live at the JFK Center for the Performing Arts, D.C. 9/16/1971)
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