ジャズロック〜欧州ジャズ 名盤４タイトル 最新リマスター 紙ジャケットSHM-CD 2024年7月25日 (木) 発売 - ウォルフガング・ダウナー、ヤスパー・ファントフ、ハンス・コラー、ヨアヒム・キューン

ジャズロック〜欧州ジャズ 名盤４タイトル 最新リマスター 紙ジャケットSHM-CD 2024年7月25日 (木) 発売

ドイツの名門 MPSレーベルに吹き込まれた 70年代ジャズロック〜欧州ジャズを代表する名盤４タイトルが 2024年最新リマスターによる紙ジャケットSHM-CDで再発。

ウォルフガング・ダウナー率いる ”エト・セトラ” をはじめ、ヤスパー・ファントフ、フィリップ・カテリーン、チャーリー・マリアーノによるグループ ”ポーク・パイ”、ハンス・コラー、ヨアヒム・キューンなど、ロックファンも必聴の４タイトル。

ライヴ / ウォルフガング・ダウナーズ・エト・セトラ (1973年)

Live / Wolfgang Dauner’s Et Cetera 

ヨアヒム・キューンと双璧をなすドイツの名ピアニスト、ウォルフガング・ダウナーが当時のクラウトロックムーヴメントに触発されて結成した ”エト・セトラ” の３作目にして最終作。

ダウナーのキーボード類を軸に、ツインドラム、ベース、フルート兼ヴァイオリン奏者による編成で、トライバルな反復を乗せた沈み込むような演奏から、時にエキセントリックで攻撃的なインタープレイまで多彩な演奏を聴かせて、欧州ジャズロックにおけるクラウトロック的センスを発現させた異色の名盤。世界初CD化。

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ザ・ドア・イズ・オープン / ヤスパー・ファントフズ・ポーク・パイ (1976年)

The Door Is Open / Jasper Van’t Hof’s Pork Pie 

オランダ出身のキーボード奏者 ヤスパー・ファントフが、名ギタリスト、フィリップ・カテリーンと、アメリカ出身でスーパーシスターやエンブリヨなどに参加していたサックス奏者 チャーリー・マリアーノと共に結成したグループの２作目。

ドラマーにジョン・マーシャルを迎えて一気にジャズロック性が高まり、ファントフ独特のスペイシーなオルガンと端正なピアノ、そして気品と上昇感ある優美なソロを聴かせるカテリーンと合わさって、「ソフツ」期のソフト・マシーンにも匹敵するジャズロックの大名盤に。世界初CD化。

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人工頭部インディアン / ハンス・コラー、ウォルフガング・ダウナー、ズビグニエフ・ザイフェルト、アーデルハルト・ロイディンガー、ヤーヌス・ステファンスキ (1974年)

Kunststopfindianer / H.Koller, W.Dauner etc 

エト・セトラを解散したウォルフガング・ダウナーが、エレクトリックサウンドに取り組んでいたハンス・コラーとそのバンドメイトを中心に、オーストリア、ドイツ、ポーランドの混合メンバーで組んだプロジェクトの唯一作。

エト・セトラのプログレッシヴな感覚を受け継ぎつつ、より70年代中盤の欧州ジャズロック作らしい端正な感触に。名ヴァイオリニスト、ズビグニエフ・ザイフェルトの切れ味鋭いソロなどを筆頭に鮮烈なインタープレイを聴かせる傑作。

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シネマスコープ ／ ヨアヒム・キューン (1974年)

Cinemascope / Joachim Kühn 

ジョン・コルトレーン以後のコンセプトと現代音楽の背景を持った硬質な演奏／即興で欧州最高のピアニストと目されるヨアヒム・キューンだが、60年代末以降エレクトリック編成でのジャズロック作品も発表し続けていて、その最高峰にあたるのが1974年の本作。

マハヴィシュヌ・オーケストラに触発されたようなアグレッシヴなリフに、過激なエレピとギターの灼熱のインタープレイ、それを壮大なストリングスが煽り立て、ゲストのズビグニエフ・ザイフェルトの妖気溢れるヴァイオリンソロも冴える70年代欧州ジャズロック屈指の名盤。世界初CD化。

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