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特集:Wax Poetics Japan No.15

Saturday, April 30th 2011

waxpoetics


Wax Poeticsはニューヨークにて企画・編集され、世界中で最も信頼される音楽誌(隔月発刊)。世界の名だたるアーティストや、日本で活躍している有名アーティストから絶賛されている本国版Wax Poeticsだが、昨年10月にようやくその日本版が発刊された。取り上げられる音楽はソウル、ジャズ、ファンク、ヒップホップ、レゲエ、ラテンなどのブラック・ミュージックを軸に展開され、本物思考のミュージック・ファンから絶大な信頼を得ている。昨今の多くの情報メディア(雑誌、WEB 、フリーペーパーなど)とは違い、何度も読み返さずにはいられない記録補完的な紙媒体であり、ゴミとして捨てられることのない、愛され続けるマガジンである。

Wax Poetics Japan オフィシャルサイト


  waxpoetics JAPAN No.15

これまで、有名無名に関わらず本物のブラック・ミュージックを“追求”し続け、世界中の真の音楽好きから最も信頼される音楽誌の日本版第15号。

No.15
仕様:B5変型 無線綴じ 定価:¥1,143(税抜)/¥1,200(税込)
表紙:Beastie Boys 裏表紙:Raphael Saadiq

内容:
普通のミュージシャンにとって、その努力の成 果はファースト・アルバムの中に明確に表れる ものだが、ビースティー・ボーイズの場合は 少 し違っていた。もちろん、その事実が彼らに とって悪いことではない。1つのヒップホップ・ グループとして、本当のアイデ ンティティーを 獲得しようと努める間に、彼ら3人は1986年作 『Licensed to Ill』(Def Jam/CBS) と、 1989 年作『Paul’s Boutique』(Capitol)と いう素晴らしい音楽を生み出したのである。し かし、デビューから6年が経った後、その3枚目 のオリジナル・アルバムによって、彼らは本当 に満足できるサウンドを鳴らしたのだ。今号の ワックス・ポエティックスではビースティー・ ボーイズの名盤『Check Your Head』の制作 秘話を17ページにも及ぶ大特集でお届けする。

Bill Adler / Charles Stepney Part2 / Booker T. Jones / Roots Culture / Skull Snaps / Horsemouth / Nicola Conte / Novol / J Rocc / Bootsy Collins / Lee Perry / ヴァイナル駅伝 / INO hidefumi / Shunzo Ohno / Fusanosuke Kondo / EGON連載など


  Wax Poetics Japan No.15 Index

Beastie Boys
グループというのはたいてい1枚目のアルバムを出した後に、大きな上昇曲線を描くように、学習の成果を最大限に発揮するものである。だが、彼ら3人がそうするまでには、やや時間がかかった。だからといって、ビースティーズが3作目を発表するまで、彼らが自分たち自身を見出せなかったと言うつもりはない……ビースティー・ボーイズの3人が1992年に発表した、ヒップホップ史上もっともユニークな名盤『Check Your Head』、その誕生秘話。
Raphael Saadiq
北カリフォルニアのオークランドで生まれ育ったラファエル・サディークほど、音楽業界の全ての面を経験したミュージシャンは少ない。幼少期から教会のゴスペル・グループでベースを演奏していた彼は、のちにプリンスのバック・バンドのベーシストとなり、世界中をツアーするようになった。彼が在籍したソウル・トリオ、トニ・トニ・トニはヒットを連発し、グループが解散した後も、そうそうたるアーティストに楽曲提供するようになった。
Skull Snaps
スカル・スナップスとして知られる、謎のグループ。サンプリングされた彼らの音楽がヒップホップ・ビートの主成分となったことに、議論の余地はないだろう。1988年に、ドゥーリーO が隣人の地下室で発見した埃まみれのレコード。その中にあったビートは、あまりにも強力なヒップホップの主成分となり、面白味のないリズムに対する万能薬にもなった……謎多きグループ、スカル・スナップスのメンバーが語り尽くす、知られざるストーリー。
Charles Stepney
ステップニーは他者のために蟻のように働く男である。レーベルとの4年ほどの付き合いの中で、ラムゼイ・ルイスをプロデュースし、マディー・ウォーターズをR&B 界に進出させ、フィル・アップチャーチのイメージ向上を計り、さらにロータリー・コネクションを始動させるなど、様々な業績を残した……テリー・キャリアーの証言によって浮かび上がる、天才プロデューサー=チャールズ・ステップニーの偉大な功績。2号連続特集、その後編。
Bill Adler
1984年、ビル・アドラーは若かりし頃のラッセル・シモンズと知り合い、彼を通じてヒップホップの急激な成長を目の当たりにした。創設されたばかりのDef Jam の広報担当にならないか?とシモンズに誘われたアドラーは、後先考えずにヒップホップの世界へと飛び込んだ。1984年〜90年の間において、彼はランDMC、ビースティーズ、スリック・リック、パブリック・エネミーなどのスターを次々と世に送り出した“Def Jam 全盛期”の中心にいた。
Horsemouth
1978年、リロイ“ホースマウス”ウォレスは、バファルコス監督の映画『Rockers』に出演した。あるジャマイカのセッション・ドラマーが“第三世界のロビンフッド”よろしく、キングストンの音楽シーンで活躍するストーリーである。ドラマー=ホースマウスのレゲエ・ミュージックへの貢献度の高さは、映画のようなフィクションではなく、真実そのものである……1998年にジャマイカのキットソンタウンで行った、ホースマウスの貴重な証言集。
J Rocc
Bootsy Collins

Booker T. Jones
INO hidefumi

Shunzo Ohno
NOVOL

Lee "Scratch" Perry
Nicola Conte

Fusanosuke Kondo
Roots Culture

Les Nubians


  Back Number






Wax Poetics JAPAN No.10

Wax Poetics JAPAN No.09

Wax Poetics JAPAN No.08

Wax Poetics JAPAN No.07

Wax Poetics JAPAN No.06

Wax Poetics JAPAN No.05

Wax Poetics JAPAN No.04

Wax Poetics JAPAN No.03

Wax Poetics JAPAN No.02

Wax Poetics JAPAN No.01

Wax Poetics Anthology: Vol2


  waxpoetics JAPAN Selected Albums

waxpoetics JAPANのスタッフに今のお気に入り/ヘヴィーローテーションのアルバムを選んでいただきました! HMV×waxpoetics JAPANだけのエクスクルーシブ企画です。 連載ページはこちら
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