 Whispers 『Janus Recordings 1972-1974』
LAのヴォーカルグループがフィリーに出向いて録音したジョナス時代をまとめた編集盤。ノーマン・ハリスがプロデュースした74年の名作『Bingo』がそのまま収録。 |  Manhattans 『Manhattans』(75)
73年にコロムビアに移籍し、その後6年間シグマで録音し傑作を次々と生み出したMahattans。特に本作は有名な「涙の口づけ」収録していることで人気。 |  Modulations 『It's Rough Out Here 』(75) MFSBをバックに、ゴスペル色豊かなヴォーカルが絡み合うワシントンDC出身の4人組Voグループ。フィリー・ダンサー「Love At Last」などのダンス・ナンバーはもちろん、バラード曲も魅力的。 |  Barbara Mason 『Best of the Buddha Year』 Buddah期のベスト盤が本作。Billy Paulの「Me & Mrs Jones」のアンサーソング「Me & Mr Jones」収録。MFSBバックのフィリー録音と、「Give Me Your Love」などで知られるシカゴ録音で構成。 |
 Bunny Sigler 『My Music』(76)
フィリーの名ライターのPIRで3枚目となるソロ作品。Instant Funkをバックに、ジェントル且つダイナミックに歌いあげる。後のディスコやファンクへの兆しもかいま見れる秀作。 |  Double Exposure 『Best Of』
フィリー・ダンサーの大傑作「Ten Percent」で知られる4人組ヴォーカルグループのベスト盤。ジェイムス・ウィリアムスのリードヴォーカルと、誰もが心地好いと思うダンスビートの相性は抜群だ。 |  Jean Carn 『Jean Carne / Happy To Be With You 』(76/78)
元はジャズシンガーだが、彼女の真髄はPIR時代の4枚。Brand New Heavies、Chantay Savage等がカヴァーしたメロウナンバー「Don't Let It Go To Your Head」収録。 |  Jacksons 『Goin Places 』(77)
モータウンを離れ、グループ名を変更し出直しを図ったJacksonsの2枚目の作品。曲の大半はギャンブル&ハフのコンビによるもので、前作よりもポップで明るい内容です。 |
 Joneses 『Joneses』(77)
全曲シグマ・サウンド・スタジオで録音されたモノで、ハロルド・テイラーの太いだみ声、溢れるフィリー・グルーヴ、どこを切ってもヴォーカル/コーラスのフィリー・ダンサーでこころゆくまで満足できる裏決定盤。 |  Moment Of Truth 『Moment Of Truth』(77)
NYのセッション・シンガーを集めて結成された4人組ヴォーカル・グループがSalsoulからリリースした唯一のアルバムで、グルーヴ重視の内容で、ディスコ・アルバムとしては一級品。 |  Teddy Pendergrass 『Life Is A Song Worth Singing 』(78)
Blue Notesを離れ、ソロ転向後リリースした2枚目。テディの歌の素晴らしさは言わずもがな。都会人の悲しみを刺激するとでも形容したくなるテディのハートフルなヴォーカルが全篇に溢れた作品。 |  Mcfadden & Whitehead 『Ain't No Stoppin Love Us Now -the Best Of The Pir Years』
O'jaysの「Back Stabbers」など多くの楽曲を提供したソングライターチームで、79年に男性デュオとしてデビュー。後期フィリーを象徴するダンス・ナンバーてんこ盛り! |
 Love Committee 『Law And Order』(78)
ジョー・フリーマンのバリトンが炸裂&ロン・タイスンのファルセットが翻る!フィラデルフィア黄金期から少々遅れてやってきたLove Committeeの78年の初アルバム。ミディアム・テンポの「Tired Of Bening Your Fool」の心地良いフィリー・グルーヴといったら! |
 Jean Terrell 『I Had To Fall In Love』(78)
SupremesからDiana Rossが脱退後、リードVoとして加入したJean Terrellのボビー・マーティン・プロデュースの78年作品。レアグルーヴ・ブームで有名になったGrey & Hanksによる「How Can You Live Without Love」、モダン・ソウル・ナンバー「No Limit」収録。 |
 Jones Girls 『Jones Girls / At Peach With Woman』(79/81)
デトロイト出身のジョーンズ3姉妹が79年に発表したデビューアルバムと81年のセカンドの2in1。ソウルフルな歌と華やかでダンサブルな曲の組み合わせは最高ですが、バラードも秀逸です。 |
 Instant Funk 『Instant Funk』(79)
Bunny Siglerのバックバンドとしてフィリーに移り、多くの名曲に参加。その後、79年にSalsoulへ移籍し発表したアルバム。大ヒットを記録した「I Got My Mind Made Up」収録。ジェームス・カーマイケルの絶唱は要チェック。
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Dexter Wansel 『Voyager / Time Is Slipping Away』(78/79)
キーボード奏者だったDexterがPIRとアーティスト契約したのは76年。ジャズ・ファンクにソウルやディスコを織り交ぜたスタイルの作品を発表。スペーシーなジャズとファンクを追求した前者とTerri Wellsを迎えた「Sweetest Pain」で知られる後者の2in1。
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Creme D'cocoa 『Nasty Street』(79)
元The EbonysのJennifer Holmes、元AmbassadorsのHerley Johnson, Jr.、Orlando Oliphant、 Bobby Toddというフィリー/スウィート・ソウル・ファンが唸る最強メンバー構成のCream D'cocoa。超・超・超絶品ダンサー"Doing the Dog"を収録。
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Tavares 『Madam Butterfly』(79)
メンバー全員がリードをとれるグループ、Tavaresがボビー・マーティンをプロデューサーに迎えて制作した7thアルバム。ライターにはあのサム・ディーズやグレイ&ハンクスの名前も。スウィートなフィリーダンサー「Madame Butterfly」収録。
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Curtis Mayfield 『Heartbeat 』(79)
ヴォーカルの圧倒的存在感が光る、「You're So Good To Me」等を含む作品。ドス黒さがないのでソウル・ファンからの評価は低いが、キラリと光る部分を持った隠れた名盤。ノーマン・ハリス、バニー・シグラーを制作に迎え入れたフィリー/NY録音。
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Patti Labelle 『Spirits In It / I'm In Love Again』(81/83/85)
Labelleからソロ転向後、81年にPIRと契約し発表した3枚のアルバムを1枚にまとめたお得盤。名曲「Over The Rainbow」、ガラージュ・クラシック「Spirit's In It」収録。バニー・シグラーとの相性が抜群。
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Shirley Jones 『Always In The Mood』(86)
Jones Girlsのリードシンガーとして活躍したShirley Jonesのソロ作品。バニー・シグラーのプロデュースが光るアニタ・ベイカーばりのクワイエット・ストームが堪能できるA面とJones Girlsを彷彿とさせるダンス・チューン中心のB面で構成。
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『Conquer The World: The Lost Soul Of Philadelphia』
ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ、ロックンロール殿堂入り記念。ソウル・ファンやマニアの探していた曲が蘇るコンピレーション。オージェイズなどPIRの代表アーティストの影に隠れた名曲が数多く収録。
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『Sound Of Philadelphia: Gamble & Huffs』
70年代のフィリーソウルの名門Philadelphia International Recordsの良質音源から大ヒットしたフィリーソウルを収録したベストオブフィリーソウルと呼べる究極のフィリーソウル大ヒットコンピレーション。
フィリーソウルの入門編にしてベスト盤!
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