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[USED:Cond.S] Requiem: C.davis / Lso & Cho Brewer Cargill S.neill Relyea

Verdi (1813-1901)

User Review :5.0
(5)

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Other Condition
:
SACD(ハイブリッド)
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Item Details

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Catalogue Number
LSO0683
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Format
SACD
Other
:
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Product Description

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特別な思いが込められたヒコックス追悼演奏会
巨匠デイヴィス指揮ロンドン交響楽団&合唱団
ヴェルディ:レクィエム・ライヴ

モーツァルト:レクィエム、ティペット『われらが時代の子』、マクミラン『聖ヨハネ受難曲』、そしてハイドン『天地創造』と、このところLSO Liveレーベルより立て続けに声楽大作を発表しているコリン・デイヴィス。ますます意気盛んなマエストロと手兵による最新録音はヴェルディのレクィエム。

 この2009年1月の演奏会は、前年2008年11月23日に急逝したリチャード・ヒコックスの思い出に捧げられたものです。1976年にロンドン交響合唱団の音楽監督に就任したヒコックス(1948−2008)は、1991年にそのポストを離れた後も名誉指揮者、さらにはプレジデントを任じられ、1985年には客演副指揮者に迎えられるなどロンドン交響楽団ともゆかりの深かったことで知られています。ヒコックスは、1995年には彼らとヴェルディのレクィエムをシャンドス・レーベルにレコーディングしており、ファンファーレ誌やデイリー・テレグラフ誌から最大級の評価を獲得してもいました。
 こうした背景もあってのことでしょう。ここでのオケ、合唱は共に特別な共感を寄せて演奏に臨んでいるであろうことは想像に難くありませんが、それはヒコックスの師であるデイヴィスとしてもやはり同じはず。1991年のバイエルン放送響とのセッション録音をはじめ、その長いキャリアとほぼ同じ期間に本作を取り上げ続けてきた経験より得た、力みのないひたすら自然な流れ。80歳を越えたデイヴィスの音楽に内在する高潔な志と無我の境地には強く打たれるものがあるというべきでしょう。

「デイヴィスの生み出す燃えたぎる情熱、見識、的確さ、そして音楽の物語をデイヴィスがどのように把握しているかに耳を傾けてください…デイヴィスは、第1小節からヴェルディの真髄を突き止めていました。嘆き悲しんでいるのか、怒りで沸騰するかどうかに関係なく、ジョセフ・カレンの大軍はお手本というべきコンディションでした。というのも、私は、突き刺すような協和音と地獄の灼熱に導かれる、怒りの日における彼らの大声の猛攻撃からまだ立ち直れないでいます。ソリストはどうでしょうか?ここでも、わたしたちは恵まれました。サー・コリン・デイヴィスは、巨匠のタッチでヴェルディの激情と歌を表現しました…これは人生全体を悟る、確信に満ちた音楽家による円熟の譜読みでした。」(タイムズ紙ジェフ・ブラウン)

 ことし2009年はデイヴィスにとっては、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでLSOを初めて振ってからちょうど半世紀にあたる記念の年。デイヴィスとLSOによる同じヴェルディでは、2004年の『ファルスタッフ』につづいて、いよいよ12月に『オテロ』全曲の録音が控えており、また、あらたにニールセンの交響曲のシリーズも予定されているということですから、巨匠の衰えを知らぬ活躍ぶりにはただ驚くばかりです。

【収録情報】
ヴェルディ:レクィエム(死者のためのミサ曲)[83分]
 クリスティーン・ブリューワー(ブルーワー)(S)
 カレン・カーギル(Ms)
 スチュアート・ネイル(T)
 ジョン・レリア(Bs)
 ロンドン交響合唱団
 ジョセフ・カレン(合唱指揮)
 ロンドン交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)

 録音時期:2009年1月11&14日
 録音場所:ロンドン、バービカンセンター
 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
 エンジニア:ジョナサン・ストークス & ニール・ハッチンソン

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

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Comprehensive Evaluation

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コリン・デイヴィスは好きな指揮者の一人で...

投稿日:2013/02/09 (土)

コリン・デイヴィスは好きな指揮者の一人です。独墺英の宗教曲ではどれも納得できる素晴らしい演奏を聴かせてくれていました。しかし、イタリア物ではどうなのでしょう。彼のイタリア・オペラは聴いたことが無いのでわかりませんが、このレクイエムは私には異質に聞こえました。追悼の意味もあるのでしょうが、ソリストも含めて抑制的に過ぎると感じました。スコアの埋もれがちな所をすっきり見えるようにしてくれるというのはわかるのですが、ジュリーニやデ・サバータの録音を最も好ましく聴いてきた私としては物足りない演奏でした。

Opus.83 さん | 東京都 | 不明

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シノーポリ+SKDを凌駕するCDは出ないだろ...

投稿日:2010/10/02 (土)

シノーポリ+SKDを凌駕するCDは出ないだろうと勝手に決め込んでいましたが、圧倒されました。デイヴィスのヴェルディは「ファルスタッフ」といいこれといい、近頃の腐りきった本場モノなんぞ、足下にも及ばないほどキレてます。通常CD層でしか聴いていませんが、録音がこれまた極上。ただ録音レベルというか、カッティング・レベル(?)はかなり低いです。

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今迄は、驚くほどしなやかなシモーネ・ヤン...

投稿日:2009/09/10 (木)

今迄は、驚くほどしなやかなシモーネ・ヤング盤と豪壮豪放なマタチッチ盤を愛聴していたが、ここへきて全く異なったタイプの素晴らしい名演が登場した。極めて端正でありながら、溢れる情熱も素晴らしい。格調が高く、何度聴いても飽きない魅力に溢れている。但し、LSOのSACDは我が家の再生装置と相性が悪いのか、イマイチ音の迫力が出ない。これは、ゲルギエフのマーラーシリーズでもそうだった。一度、相性のいい再生装置で味わってみたいものだ。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

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