Tchaikovsky (1840-1893) Review List
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Posted Date:2025/12/05
チャイコフスキーのヴァイオリンとオーケストラのための作品集。 収録曲は『ヴァイオリン協奏曲』『憂鬱なセレナード』『懐かしい土地の思い出』を収録。 演奏はキース・クラークが指揮を務めて、オーケストラはスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団と、チェコ・スロヴァキア放送交響楽団が担当、ソリストは本田真理子という人物である。 この盤、型番から分かるようにナクソスのCDでは初期にあたるもので、今となっては色々と粗い一枚。 まずどの曲をどちらのオケが担当したのか書いてない。 しかしナクソスミュージックライブラリーにある本CDの情報には、ヴァイオリン協奏曲がスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、憂鬱なセレナードと懐かしい土地の思い出がチェコ・スロヴァキア放送交響楽団であると書いてある。 また録音場所も2箇所書かれている物のやはり個別の記載はないが、スロヴァキア・フィルがモイゼス・ホール、スロヴァキア放送響が、スロヴァキア放送コンサート・ホールでの録音なのだろう。 そして1番謎なのがソリストである。 解説書には1940年代に日本で生まれ、日本と米国の学校で音楽を学び、帰国後は教育者及び室内楽で演奏活動をし、これまで米国、カナダ、東南アジア、東ヨーロッパで演奏している、ナクソスにはチャイコフスキーとブルッフ、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音したとしか書かれておらず、本人の画像はおろか、プロフィールも中々にふわっとしたアーティストである。 実際このネットで検索してもヒットするのはナクソスのCDのみという謎のヴァィオリニストだ。 ちなみ指揮者のクラークは実在するアメリカの指揮者でナクソス以外のレーベルから音源も出ている。 演奏は全体的にゆっくりとした演奏。 ナクソス初期によくある可もなく不可もなくと言った演奏で、ヴァイオリンも特にいう事はなく、オケも特段不満のない演奏。 充実した演奏ならいくらでもあるし、あえてこの盤を選ぶ理由はないが、安く手に入るなら買ってみても良いだろう。 録音も初期ナクソスらしいあまりパッとしないもの。 尚、ナクソスの活動初期は製造を日本等に委託していた物があるが、本CDはドイツ製で、あの一部で有名なピルツが製造を担当している。
レインボー .
Posted Date:2025/12/04
ドミトリー・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、コンスタンティン・シチョルバコフのピアノで収録された、チャイコフスキーのピアノ協奏曲集。 有名な第1番と第3番、アンダンテとフィナーレの3曲を収録したもの。 ヤブロンスキーとロシア・フィルによるコンビは2000年代半ばから2010年代半ばまで、ナクソスの看板アーティストとしてロシア物を中心に録音していたアーティストで、アメリカ物や日本の作品、ヨーロッパの作曲家の作品も手がけていたがやはりロシア物は出来が良い。 本CDでも安定した演奏を繰り広げている。 シチョルバコフはナクソス系列に幾つか録音を残しており、これもその一つ。 確かな技術力を持っており、癖も少ない良くも悪くも作品に語らせる演奏と言えるのではないでしょうか。 録音は2003年3月12日から15日、モスクワ放送第5スタジオにて。 ホール録音のような奥行き感はないが、良い録音だ。
レインボー .
Posted Date:2025/11/29
このCDはチャイコフスキーが書いたピアノの小品を集めたアルバムです。 チャイコフスキーのピアノ作品はあまり知られておらず、例外は四季のみ。 華やかで親しみやすいメロディを持ったオーケストラ作品に比べると地味な作品が多いので、どうしてもあまり知られていないのですが、中にはこのCDに収録された『ドゥムカ』『ユーモレスク』等は良いメロディを持っています。 ピアニストはイロナ・プルニです。 プルニは1941年生まれのハンガリーのピアニストで、リスト・フェレンツ音楽大学を卒業後は、まず同大学でピアノを教え、1974年よりコンサート活動を行うようになったちょっと変わった経歴を持っています。 表現の幅は狭い所はありますが、柔らかくも正確でしっかりと打鍵を鳴らすピアノ、そしてスラヴ圏だからでしょうか、共感を感じさせる良い演奏です。 最後の演奏会用ポルカはアルバムを締めくくるには相応しい演奏。 録音は1991年1月11日から13日で、プダペスト・イタリア会館にて収録、音質は問題なし。
レインボー .
Posted Date:2025/11/27
傑作満載のセットです、録音は戦前の古いものが多くを占めますが、歌手も名手揃い、バックのオケも鍛え抜かれたソリスト達、新鮮なメロデイーとリズム感、新しい発見が随所に見られます。特にチャイコフスキーが30代から40代にかけて世に送った諸作品<オプリチニク><チェレヴィツキ><チャロデイカ>などのバレエ音楽はほかに殆ど音源が無くオケの超絶技巧は圧巻です。勿論オペラ本編どれを聴いても駄作はありません、途中で作曲者投げ出した作品でさえも記憶に長く残る名曲ばかりです。ぜひ新しいキャストで臨んだ録音の発売を望みます、
けいさん . |60year
Posted Date:2025/11/27
このCDはチャイコフスキーのピアノ曲を集めたアルバム。 『四季』『ピアノ・ソナタ作品80』を収録したもの。 ピアニストは、ロシア出身のイリヤ・ラシュコフスキー。 ラシュコフスキーのナクソスへの録音はこれが初めてのようだ。 ラシュコフスキーのピアノは繊細なもので、四季では表情豊かに作品を演奏していて良い。 録音の多い作品の中では名演とは行かないまでも中々良い線の演奏と言えるのではないだろうか。 ピアノ・ソナタは録音があまり少ない作品だが、こちらも繊細なタッチの演奏で良い。 共に水準には達していて、ピアノ・ソナタは入門用にも良いと思う。 録音は2007年11月1日、2日、イギリスのサフォーク州ウェストルトンにあるポットン・ホールにて。 21世紀に入ってからのナクソス録音なので、音質は良い。
レインボー .
Posted Date:2025/11/24
2002年チャイコフスキー国際コンクールの優勝者、上原彩子のデビューアルバム。 オール・チャイコフスキープログラムというちょっと珍しいもの。 チャイコフスキーのピアノ曲は作曲家としての活動初期から晩年まで書かれているが、本CDの収録曲はそれぞれの年代から満遍なく集めた選曲となっている。 チャイコフスキーのピアノ曲はあまり有名とはいえず、四季がかろうじて知られているぐらいだ。 交響曲や協奏曲、バレエと言った色彩豊かな管弦楽作品に比べて、地味な作品が多いのも知名度が低い要因だろう。 このCDでも作品の地味さは感じてしまうが、ピアニストのパッションでだいぶ聴ける。 タッチは硬めだが、緩急の付いた演奏で、タイトルのグランド・ソナタやドゥムカ等は中々の演奏だと思う。 録音は、最初こそちょっと悪いかなと思ったが、聴き進めていくうちに中々優秀な録音であることが分かる。 輸入盤と国内盤が発売されているが、国内盤には一曲追加で曲が収録されており、買うならこちらがおすすめ。
レインボー .
Posted Date:2025/11/19
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番と序曲『1812年』を収録したアルバム。 演奏はサミュエル・フリードマン指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、ピアニストはアルカディ・セヴィドフ。 フリードマンは1995年頃よりアルディノヴァ・レーベルに登場して、ロシア物を中心に録音していたウクライナ出身のイスラエルの指揮者、ピアニストは1947年生まれのロシアのピアニストだそうです。 このCDは1996年にロシア放送第5スタジオで収録されたもの。 ピアノ協奏曲はバランス良く整えられた演奏と言えますが、ロシアのオケとして聴くと物足りない部分もあります。 ピアニストのセヴィドフはメロディア等に録音があるものの、CDはアルティノヴァでしか見たことがありせん。 全ては聴いてないですが他の録音では評判は高いとは言えず、本CDの演奏も洗練されたピアノであるものの、やはり今ひとつ。 オケのみの1812年も全体的にはバランス重視の安定志向の演奏。 ただこちらはトランペットの鳴らし方などにロシアらしい太さを感じさせる所もあるが、1812年の演奏という事を考えると少し大人しい。 当たり外れの大きいアルティノヴァらしい一枚と言えるだろう。 本CDはアルティノヴァ原盤の国内盤で、輸入盤なら新品が今も手に入るがCD-R盤仕様になっているので、新品の入手は難しいが、日本語解説も付いたプレス盤仕様のこの国内盤を手に入れるというのもありだろう。
レインボー .
Posted Date:2025/11/18
NHKsoとのコンサートでも話題になった「ゆっくりとした」くるみ割り人形。フェドセーエフの個性が溢れている。オーソドックスなメロディア盤と聴き比べるのも面白い。
レビューは十人十色 .
Posted Date:2025/11/15
最近マゼール・BPOのDG録音で同曲を聴いたが、艶やかな音でオケも十分鳴り、聴いている時は満足だが、聴き終わったらほとんど残るものがなかった。そのマゼールとなんと違うことだろう。何が違うのか、指揮者が創る音、響きに表れる曲と演奏の深み、深みです。星5は当然。
robin .
Posted Date:2025/11/14
録音は1960年、といえばもうカラヤンが振って大活躍していた頃、このBPOの艶っぽい音はカラヤンの音であるが、あれほど厚化粧ではなくスマートな音で、演奏は正面からぶつかっている感じである。マゼールはこの頃からもウィーンフィルと録音を始めているが、断然BPOとのほうが似合っている。シューベルト、フランク、メンデルスゾーン等が水準の域であるに対し、VPOとのチャイコ、シベリウスはイマイチだ。ムラヴィンスキーほどの深みはないが、ここでのマゼールはスケールもあり響きも豊かで聴いていてかっこよく気持ち良いこと間違いなし。音は今もって優秀で現在のデジタルより聴きやすいかも。
robin .
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