CD

Tchaikovsky Symphony No.6, Glazunov Symphony No.8, Liadov : Takashi Asahina / Japan Shinsei Symphony Orchestra (2CD)

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :5.0
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TBRCD0001
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

Tobu Recordings

Glazunov: Symphony No. 8 in E flat major, Op. 83
Tchaikovsky: Symphony No. 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"
Liadov: 8 Russian folk songs(1906), No. 3 "Lament"

Japan Shinsei Symphony Orchestra
Takashi Asahina, conductor

Live Recordings:
Glazunov: 18/01/1992, Suntory Hall, Tokyo
Tchaikovsky: 26/01/1992, Tokyo Metropolitan Art Space

Track List   

Disc   1

  • 01. チャイコフスキー:『悲愴』、グラズノフ:交響曲第8番 朝比奈隆&新星日本交響楽団

Disc   2

  • 01. チャイコフスキー:『悲愴』、グラズノフ:交響曲第8番 朝比奈隆&新星日本交響楽団

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グラズノフの8番目当てで買った。この曲は...

投稿日:2019/10/10 (木)

グラズノフの8番目当てで買った。この曲は以前から大好きな曲で、出ているCDはほぼ全部を所有している。私とこの曲の出会いは、中学生時代にFM放送で聴きその後すぐ購入したスヴェトラーノフ・モスクワ放送交響楽団とのものだった。原版はソ連のメロディアだったがレコードは日本コロンビアの国内版で音も悪くなく、それまで聴いてきた曲とは違った清新さに心が躍ったものだった。その後CD時代になり、多くのディスク購入してきたがすべての演奏に満足できなかった。スヴェトラーノフ・ソヴィエト国立管弦楽団とのディスクも購入したが、音質がひどくとても聴けたものではなかった。なぜスヴェトラ・モスクワ放送響とのディスクが出ないのかとモヤモヤしながら同演奏のレコードをCDに焼き聴き続けてきた。  前置きがやたら長くなったが、このディスク、かなり購入を躊躇していた。理由は私が日本のオーケストラにアレルギーがあったためである。N響の地方公演で「田舎者のお前らにはこんなもんでいいだろう」と散々陳腐な名曲を聴かされてきたからだ。そして朝日奈・大響にも決して感動できなかった。しかしこの曲があまりにも好きな私は賭けに出た。朝比奈の特性を逆に判断・期待した。満足できなかった多くのディスクはテンポがやたら速く、この曲の持つ歌謡性と対位法的な技法が聞き取れなかったからだ。そこで朝比奈のブルックナー的重厚長大路線に期待した。結果大当たりだった。第1楽章から情緒満点。決して遅いテンポではないが、各主題をしっかり歌い込む。ただのモチーフの様なメロディが美しい歌に代わってる。第2楽章。この重々しく葬送曲の様な曲を朝比奈は浄化されたアダージョ(楽譜上の指示はメスト)にしている。第2主題部で現れるフルートのメロディはスヴェトラのそれより美しい。闊達なスケルツォ(第3楽章)は丁寧な中にもユーモアを十分感じる。そして聴きどころの第4楽章。序奏の音階の4分音符を一歩一歩丁寧に丁寧に積み上げる。単純な音階が歌になっている。そしてヴァイオリンの高音のなんと美しいことか。その後ホルンとヴィオラ。チェロで奏でられる第1主題は地に足が着いておりかっこいい。クラで奏でられる第2主題もロシアの春の様に清新さに満ちている。その後展開部の対位法的な面白さ、再現部での堂々とした曲運び、感動的なコーダと朝比奈はまさにブルックナーのようにこの無名な交響曲を歌い上げる。実に堂々として爽やかな名演だった。この曲の良さを最大限に引き出した朝比奈に脱帽する。新星日響も時にロシアのオケか?と思わせる気迫で朝比奈に応えている。この演奏でスヴェトラでも感じなかったこの曲の良さに気付くことができた。やっと理想のグラズノフの第8番に出会うことができた。偏見とは良いものを見のがさせる、と反省した。朝比奈さんごめんなさい。日本オーケストラごめんなさい。買って良かった。早く買っておけばよかった・・・。既存の名交響曲に飽きたリスナーの皆さん。この機会にいかがでしょうか。

のだめノビルメンテ さん | 新潟県 | 不明

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朝比奈のロマンティシズムが爆発した名盤。...

投稿日:2010/12/22 (水)

朝比奈のロマンティシズムが爆発した名盤。録音盤として考えれば、彼のブルックナーよりも成功している。グラズノフも素晴らしい。

ushio さん | 東京都 | 不明

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晩年に朝比奈さんが新星日響を振ったのはこ...

投稿日:2009/05/17 (日)

晩年に朝比奈さんが新星日響を振ったのはこの定期1度だけだったと思います。 私は池袋で聴きましたが、収録されているこの日の「悲愴」は特別な大熱演でした。 録音でも確認できますが、3楽章が終わって思わず起こった拍手がそれを物語ります。 客席で聞いていても金縛りにあったような緊張感で、起こってしまった拍手にも共感できました。 改めて録音を聴き返してみると、こんな経験が日常的に出来た当時がなんと幸せだったかと思うのと同時に、二度と接することの出来ない寂しさを今更ながら痛感してしまいます。

KT さん | 東京都 | 不明

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