SACD

Symphony No, 4, : Ken-Ichiro Kobayashi / Arnhem Philharmonic

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EXCL00040
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

Tchaikovsky: Symphony No. 4, Op. 36

Arnhem Philharmonic Orchestra / Ken-Ichiro Kobayashi, conductor

DSD Recording: 21-24/10/2009
SACD Hybrid
2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

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Comprehensive Evaluation

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先日、遅ればせながら、初めて小林さんのラ...

投稿日:2010/05/20 (木)

先日、遅ればせながら、初めて小林さんのライブを聴いた。独特の棒さばきと、聴かせどころで思わず出る「うなり声」、本当に全身で音楽をフォルムしている、と思った。そのコンサート会場でこのCDを入手し、帰宅後直ぐに聴いたが、これまで私の中でのベストであったDGのムラヴィンスキー、RCAのストコフスキーを凌駕する大熱演(うなり声も聞こえる)に、「チャイコの4は、こうでなくては!」と思うと同時に、ライブで聴いた日フィルのパフォーマンスの低さを痛感せざるを得なかった。日本のオケは未だし、である。 このアーネム・フィルは、重戦車のような弦のうねり、金管の輝き、打楽器の強打など、小林さんの思い通りの音楽を「再現」している。 ムラヴィンスキーのような「縦軸横軸ピッタリの完璧アンサンブル」、ストコフスキーのような「やりたい放題の面白さ」ではなく、おそらく、チャイコフスキーが思い描いた『音』はこれではなかったのか?と思える、スタンダードかつ「熱い」演奏である。4番好きの人なら、必聴の一枚と言えよう。

大地の歌 さん | 千葉県 | 不明

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コバケンのチャイコフスキーの4番はチェコ・...

投稿日:2010/04/19 (月)

コバケンのチャイコフスキーの4番はチェコ・フィルとのライヴ盤も含めると5枚目となる。この曲を第5番と共に十八番とし演奏頻度も高いが、第5番の曲を食べ尽くすような雄弁な表現と比較すると、第1、2楽章などは、この指揮者にしてはあっさりしており、第4楽章になってやっと熱が入ってくるといった感じで、コバケンの芸術としてはやや物足りなさが残っていた。しかし、今回の新盤は、その欠点を克服し、第1楽章冒頭からスケールが大きく、全体的にゆったりとしたテンポで感情移入も今までにないほど見せている。フィナーレについても以前のように「終わりよければすべて良し」的な飛ばしまくる演奏ではなく、若干遅めのテンポで曲を進めていくため、全楽章を通してバランスが良い。最後のアッチェレランドは聴く者を驚愕させてくれる。オーケストラも優秀。特に弦楽器の音色は惚れ惚れとするものがある。コバケンも70歳を過ぎ、いよいよ巨匠への道を歩みだしたと言ってもよい。

adagietto さん | 千葉県 | 不明

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今回のコバケン・チャイコフスキー4番、今...

投稿日:2010/04/18 (日)

今回のコバケン・チャイコフスキー4番、今までで最高に練られているという事に異存はないが、だからこそフィナーレのどん尻のアッチェレランドは余計だった。 駆け足気味の演奏ならあれでも良かった。しかしあんなタイミングから、それこそ無理してかけた様なアッチェレは今までにも例がなく、あれじゃあそれまで折角創ってきた格調の高さが台無しである。 コバケンは、曲の構成感の表出という部分でよく批判を受ける。今回のチャイコ4は、コバケンの成長と矛盾を同時に示した問題作と言える。

隠居 さん | 東京都 | 不明

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