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Symphonies Nos.4, 5, 6, Marche slave : Barbirolli / Halle Orchestra (2CD)

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SJB1073
Number of Discs
:
1
Format
:
CD-R
Other
:
Import

Product Description

チャイコフスキー:後期交響曲集、スラヴ行進曲(2CD)
バルビローリ&ハレ管弦楽団


バルビローリがイギリスのパイ・レーベルにおこなった一連のセッション・レコーディングは、最初期のステレオということもあって、粗っぽいサウンドではありますが、演奏の生き生きとした様子が十分に伝わる迫力に富むものが多いのが特徴。
 チャイコフスキーの後期交響曲集も人気があり、廉価レーベルROYAL CLASSICSからCD化された際にはベストセラーとなっていました。
 今回はバルビローリ・ソサエティからのCD化ということで、ブックレットも含めて仕上がりに期待のできるところです。

【バルビローリのチャイコフスキー】
演奏はどれもまだ50代だったバルビローリが聴かせる思い切りの良いもので、ときにポルタメントまで駆使した情感豊かな表現と、金管と打楽器を目立たせる豪快なダイナミズムによって、振幅の広いチャイコフスキーを聴かせてくれます。
 3つの交響曲のほか、余白に『スラヴ行進曲』が収録されています。

【バルビローリ・プロフィール】
イタリア人の父とフランス人の母のもと、ロンドンに生まれたジョン・バルビローリ[1899-1970 本名:ジョヴァンニ・バッティスタ・バルビローリ]のスタイルは、その血筋もあってか、英国人指揮者の一般的なイメージとは大きく異なるものでした。そのアプローチの根幹を成すのは情熱的かつ情愛豊かなパーソナリティであり、ときに大胆なデフォルメも辞さずに思い切った表現を志向するその芸風は今も数多くのファンから愛されています。
 祖父も父もヴァイオリニストだったというバルビローリ一族ですが、ジョンはチェロを学び、チェリストとしてデビュー、オーケストラのほか、弦楽四重奏団でも活躍、やがて25歳のときには、みずから室内オケを組織して指揮者に転向し、以後、表現に工夫を凝らした「バルビローリ・サウンド」を武器に、指揮者としての名声を確立、やがて30代なかばでトスカニーニの後任としてニューヨーク・フィル首席指揮者に就任するほどの活躍をみせることとなります。(HMV)

【収録情報】
チャイコフスキー:
・交響曲第4番へ短調 op.36(録音時期:1957年5月22-24日)
・交響曲第5番ホ短調 op.64(録音時期:1959年3月30-31日)
・交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』(録音時期:1958年8月20-22日)
・スラヴ行進曲 op.31(録音時期:1959年4月2,9日)

 ハレ管弦楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音場所:マンチェスター、フリー・トレード・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 録音レーベル:英パイ

Track List   

  • 01. Symphony No. 4 in F minor, Op. 36
  • 02. Symphony No. 5 in E minor, Op. 64
  • 03. Symphony No. 6 in B minor, Op. 74, 'Pathtique'
  • 04. Marche Slave, Op. 31

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Comprehensive Evaluation

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ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団に...

投稿日:2022/12/15 (木)

ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によるチャイコフスキー後期交響曲集です。 元々パイレーベルから出ていたものだそう。 バルビローリのチャイコフスキーはこれがなかなか様になっておりまして、表情豊かなバルビローリ節全開の演奏と言いますか、その濃厚な音楽はチャイコフスキーによくあっていると思います。 交響曲では第5番や第6番が良いですが、スラヴ行進曲もなかなかのもの。 録音は年代の割に良く、充分鑑賞に問題ない水準だと言えます。

レインボー さん | 不明 | 不明

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まず、音が素晴らしく良くなっています。L...

投稿日:2014/08/24 (日)

まず、音が素晴らしく良くなっています。LP時代から音が良くないことで有名でしたが、さすがバルビ協会を名乗るだけのことはあります、メンツにかけて気合い十分の復刻をしたのでしょう。演奏はバルビ節全開の熱くたぎったもの。手兵を指揮したものだけに、やりたいことをやり尽くしたといった感があり、ひたすら濃厚に情熱的に歌い抜きます。元よりバルビローリはオケのアンサンブルには拘らず、ひたすら楽曲の表情付けに命を賭けた指揮者ですから、オケの精度を云々するのは筋違いと言うものです。ここまでひたむきに自らの信ずる道を突き進んだからこそ成し得た名演と言うべきです。みんな同じじゃ、つまらないじゃありませんか。クレンペラーもバルビローリもいたから良い時代だったんですよ。そうですよね?

greyfalcon さん | 福岡県 | 不明

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先に出たニールセンで驚き、是非バルビロー...

投稿日:2013/10/21 (月)

先に出たニールセンで驚き、是非バルビローリ・ソサエティからチャイコフスキー、ドヴォルザークも出してほしいとレビューに書いたら早速出た。テイチクやロイヤル・クラシックスでの埃っぽさ、粗さが見事に改善された丁寧な復刻であり、買い直す価値は充分あると思う。それにしてもこの演奏の熱さはどうだろう。決して上品な演奏ではないのだが、その感情の爆発の激烈さに心を奪われずにはおかない。オケの燃え方も凄い。バルビローリの代表盤としてドヴォルザークとともにカタログに永く残してほしい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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