SHM-CD

Sym, 6, : Bernstein / Nyp (1986)+capriccio Italien

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :3.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG50029
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SHM-CD

Product Description

Japanese only SHM-CD pressing. Part of the Grammophon Best 100 Series. Universal. 2011.

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Comprehensive Evaluation

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まあ、ノリントンとかムラヴィンスキーのよ...

投稿日:2014/10/22 (水)

まあ、ノリントンとかムラヴィンスキーのような快速演奏ばかり聴いているとこのテンポが理解できないのも無理はありませんね。 私としてはバーンスタインのこの演奏はこの曲にふさわしいテンポに近いと思います。 話題はそれますが、確か、グールドが言っていた話で、苦しい、を早口で言っても苦しく聞こえないように、この曲の悲劇性は前掲の快速演奏では全く理解できないことでしょう。 むしろバーンスタインの演奏としてはブラームスの方が遅すぎ(特に第2)。 とりあえず、この演奏についての先入観を抜いて一度聴いてみましょう。

しゅてるん さん | 東京都 | 不明

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この演奏を,「勘違い」とか「内容はきわめ...

投稿日:2012/04/20 (金)

この演奏を,「勘違い」とか「内容はきわめて空虚にして浅薄」と酷評する方がおられるが,その方が方々に書き散らしておられる長文レビューこそ「勘違い」と「きわめて空虚」な表現の最たるものではないだろうか。 たしかに,この演奏で初めて『悲愴』を聴く人は,音楽が停滞していて少しも曲に魅力を感じないかもしれない。恣意的な溜めが耳障りに感じる人も少なくないだろう。バーンスタインがそれを知らないはずがない。若い頃の演奏はもっと直截である。老境の彼は,自然な音楽の流れを犠牲にすることで表現されうるものを,敢えて表現しようとしたのではないだろうか。恐らくは,目の前にありながらあと一歩で手が届かないものへの憧憬,あるいは,遠い記憶へのノスタルジーといったようなものを。 聴き手が予期する次の音が来るべきタイミングを,わずかに裏切って音が到達する。その遅れも一定ではなく,微妙な振幅を伴っている。それが聴く人の心に何をもたらすか。指揮者が表現しようとしたものを可とするか不可とするか。聴き手により,あるいは同じ聴き手でも,聴く時により,受け止め方は千差万別あってしかるべきであり,某大人が仰せのように「空虚」と一蹴すべきものでは決してない。

ぷぅすけ さん | 北海道 | 不明

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日本においては、フルトヴェングラーは天皇...

投稿日:2011/05/27 (金)

日本においては、フルトヴェングラーは天皇のような存在だ。古楽器演奏・ピリオド奏法がその正当性を既に認められているにもかかわらず、恣意的な彼のベートーヴェンが今なお最高と崇められている。本場志向が強い日本では、ナチスドイツに代わって音楽でヨーロッパを征服したカラヤンが今なお絶大な人気を誇る。かたやバーンスタインはアメリカ出身のニューヨーク・フィルの指揮者として、「非本場モノ」の色眼鏡で見続けられてきた。1980年にウィーン・フィルとのベートーヴェン全集が発売されるまでそうではなかったか。没後20年の今も彼ほど一方的な視点で見続けられている指揮者も少ないのでないか?「人は彼を愛するか憎むかしかなかった。その中間はなかった」は彼の伝記のコピーだが、彼の残した演奏でも、この「悲愴」ほどその言葉がそっくり当てはまる演奏はないかもしれない。晩年の彼にしては珍しいセッション録音なのだが、これほどの徹底した解釈、特に終楽章の闇に消えゆくような感覚はライブ録音では無理だったろう。CDも余裕をもって終わらせているのが良い。とにかく、バーンスタインは先入観を捨てて聴くべきだ。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

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