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Comp.symphonies, Violin Concerto, Rococo Variations: Rozhdestvensky / Moscow Rso Gilels Rostropovich

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.5
(8)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CDVE04399
Number of Discs
:
6
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

チャイコフスキー交響曲全集
ロジェストヴェンスキー&モスクワ放送響

若きロジェストヴェンスキーの代表作としても知られるチャイコフスキーの交響曲全集が遂にロシアから登場。しかも交響曲6曲のほか、『マンフレッド交響曲』と『1812年』、ヴァイオリン協奏曲、『ロココ風の主題による変奏曲』も収録しています。
 当時のロジェストヴェンスキーは才気煥発、刺激的な演奏ぶりで有名で、シベリウスやドヴォルザークでは、そのあまりの過激さゆえに、作品との違和感が無きにしもあらずという意見もありますが、チャイコフスキーやショスタコーヴィチの場合は、そうした過激さがむしろプラスに作用し、非常に聴きごたえのある演奏になることが多いようです。
 今回はロシア音源の良質なCD化で定評あるヴェネツィア・レーベルからのリリースということで、音質にもおおいに期待したいところです。(HMV)

【収録情報】
チャイコフスキー:
CD1
・交響曲第1番ト短調 Op.13『冬の日の幻想』
・交響曲第2番ハ短調 Op.17『ウクライナ』
 モスクワ放送交響楽団

 録音時期:1972年
 録音方式:ステレオ(セッション)

CD2
・交響曲第3番ニ長調 Op.29『ポーランド』
 モスクワ放送交響楽団

 録音時期:1972年
 録音方式:ステレオ(セッション)

CD3
・交響曲第4番ヘ短調 Op.36
 モスクワ放送交響楽団

 録音時期:1971年
 録音方式:ステレオ(セッション)

・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 モスクワ・フィル

 録音時期:1968年
 録音方式:ライヴ

CD4
・交響曲第5番ホ短調 Op.64
 モスクワ放送交響楽団

 録音時期:1972年
 録音方式:ステレオ(セッション)

・祝典序曲『1812年』Op.49
 モスクワ音楽院管弦楽団(チャイコフスキー記念交響楽団)

 録音時期:1990年
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

CD5
・交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
 モスクワ放送交響楽団

 録音時期:1973年
 録音方式:ステレオ(セッション)

・『ロココ風の主題による変奏曲』イ長調 Op.33
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 レニングラード・フィル

 録音時期:1963年
 録音方式:ステレオ(セッション)

CD6
・『マンフレッド交響曲』Op.58
 モスクワ放送交響楽団

 録音時期:1972年
 録音方式:ステレオ(セッション)

 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

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Comprehensive Evaluation

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彼ならではの迫力満点さと、ピリッとした辛...

投稿日:2018/03/24 (土)

彼ならではの迫力満点さと、ピリッとした辛味を持った素晴らしい演奏です。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー...

投稿日:2014/01/14 (火)

ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキーは小生が高校生の頃、たしか新世界レーベルのLPレコードでマンフレッド交響曲を聴いたのが最初でした。当時のソ連のオケの迫力を目の当たりにして何回も聴きました。CD時代になり交響曲全集も買い求めました。今回のこの全集は最新リマスターで交響曲以外の曲も収録されていて、お買い得だと思いますが販売終了で残念です。演奏自体はやはり現代と違う1970年代の旧ソ連のオケの演奏形態を知る上で興味深いものとなっています。

ミシェル・スズキ さん | 静岡県 | 不明

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全集が録音された70年代初頭といえば、まさ...

投稿日:2013/03/12 (火)

全集が録音された70年代初頭といえば、まさにソヴィエト連邦の緩慢な衰退が始まる直前で、経済的にも芸術的にも最後の輝きを放っていた時期であり、「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」「カラマーゾフの兄弟」等、国家の威信をかけた大作映画が続々と製作されていた。同時期の「チャイコフスキー」も同様で当時望みうる最高の布陣による極めて芸術性の高い作品であったが、この映画の音楽の指揮を任されていたのが、当時40歳の気鋭ロジェストヴェンスキーであり、その意味では本全集はレコードにおけるソヴィエト連邦政府お墨付きのいわば「純正の」演奏といえるだろう。実際、ロジェストヴェンスキーの指揮はまさにソヴィエト的であり、そこにはロマノフ王朝の絢爛も無ければスラブ臭も無い。もちろんチャイコフスキーの感傷や甘さとも無縁の、極めて怜悧な指揮ぶりであるが、全盛期のモスクワ放送交響楽団が生み出すミグ戦闘機を思わす切れ味と凄まじい音響は超絶的であり、アナログ全盛期のメロディア録音の妙に生々しいダーク系のサウンドと相まって、チャイコフスキーの音楽の魅力を十二分に堪能させてくれる。ただし本録音は、現代のデジタル録音に慣れた耳には非常に奇異に響くことだけは覚悟しておかなくてはならない。中音量からリミッターが利き始め大音量のピークは大きく潰されるため、Dレンジは極めて狭い。またサウンドステージの奥行きは深く、金管も打楽器も遥か遠くから聴こえてくるというナチュラルなパースペクティブにおいて、なぜか木管楽器だけはやけに大きな音量で目の前に定位しており、まるで木管協奏曲を聴いているかのようだ。チャイコフスキーの交響曲には、中学生時代にLP6枚組の本全集で親しんだ者であるが、当時の小遣いはLP1枚/月だったので半年分前借りして購入した思い出がある。それと比べると今は本当に良い時代になったものである。なおCDケースには最新のデジタルリマスターである旨が書かれてはいるが、サウンド自体は国内初出LPとは変わっていない印象である。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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