ｱﾅﾛｸﾞ発売当時からの愛聴盤｡1曲目の地中海の舞踏を最初聴いた時には回転数45回転に間違えた方と真面目に思いました｡この速弾きはすざまじくｵｰﾃﾞｲｴﾝｽ的な快感 もｶﾀﾙｼｽの極みです｡おそらくこのｱﾙﾊﾞﾑこの一曲が全で後の曲はおまけ程度ですそれで充分です｡ｱｺｰｽﾃｨｸｷﾞﾀｰ好きでもしこの演奏を聴いてないなら一生後悔しますよ｡CD盤はﾘﾏｽﾀｰ盤を持ってますがｱﾅﾛｸﾞより更に研ぎ澄まされ私の耳には速弾きが更に加速したように聞こえました｡亡き天才ｷﾞﾀﾘｽﾄ ﾊﾟｺに合掌

ギタートリオの前二作のナイフのような切れ味が後退し、代わりに成熟した大人のアンサンブルが展開する。室内学的な渋さがある。とはいっても、通常のギターアンサンブルが束になってかかってもかなわぬハイテクは健在で、3人とも、涼しい顔でとんでもないことをやってのけるのはいつもと同じ

不朽の名盤のＳＡＣＤ（シングルレイヤー・ＣＤ再生不可） ステレオのみ収録ですが、その音の拡がり膨らみ濃厚重厚さは凄い。これまでも何度となく聴いてきたが、初めて聴いた時以上の驚きと感動があった。ＳＡＣＤは眠っていた感受性を叩き起こしてくれる。是非ともＳＡＣＤで味わって欲しい。