SACD

Symphony No.2 : Karajan / Philharmonia (Hybrid)

Sibelius (1865-1957)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPCS12684
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

2014 Japanese pressing hybrid SACD. Japanese original series 25th anniversary edition of Von Karajan's death remastered at Abbey Road. Warner Classics.

Track List   

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Comprehensive Evaluation

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作曲者自らが大称賛していたというカラヤン...

投稿日:2022/06/23 (木)

作曲者自らが大称賛していたというカラヤン氏解釈のシベリウス音楽。絶妙なフレージングと悪戯に緩急を付けず大きな流れを重ねながら曲を造形していく。それは単にすらすらと流れる表面的・権威的なものでは決してなく、時に息長く長閑な場面だったり、急激な人生の激流の場面や、眼前に聳える岸壁を仰ぎ見た碧空かと思えば、周囲の家族だろうか、人との対話のような可愛らしい場面と、めまぐるしく移り行く音の場面をかくも見事に統合し、そして最後にそれらを集約するのは常に伸びやかで快活ないかにも愛国の士の愛に満ちた堂々とした荘厳な世界を巧妙に全曲を遥か高みから見遥かしたうえで地上に降り共に歩いて進んでいくような見事なまでのシベリウス世界を再現していると感じざるを得ない。好きでシベリウス氏の交響楽曲は音源が出れば購入しては聴き、コンサートがあれば出かけていって聴いて来たが(Vn協奏曲21盤11公演、1番17盤5公演、2番26盤14公演、3番15盤2公演、4番16盤2公演、5番17盤5公演、6番17盤6公演、7番16盤9公演など)、カラヤン氏の音源を聴いている時に感じるワクワク感・幸福感、聴き終わった後の満足感・至福感を超えた演奏には未だ出会えていないと思っている。 交響曲第2番は若い頃はバーンスタイン氏のNYP盤を好んで聴いていたが(カラヤン氏PO盤もBPO盤も音質があまり好きでなかった)、それよりもっとスマートでありもっと熱量がありもっとヨーロッパ的な格式までも感じるカラヤン氏のPO盤。BPO盤は本盤よりさらに洗練され細かな起伏が平坦になっているように思われるがどちらも基本路線は変わっておらず聴く者にとって秀逸である。元気な時にはPO盤、穏やかに聴くときはBPO盤と聴き分けている。 シベリウス氏の交響楽曲を聴くなら、やはりカラヤン氏盤に始まり寄り道はすれど末にはやはりカラヤン氏盤に戻ると言って過言ではない。

DG さん | 埼玉県 | 不明

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一聴すると格好いいシベリウスだが彫が浅く...

投稿日:2019/03/10 (日)

一聴すると格好いいシベリウスだが彫が浅く情感不足。早めのテンポでもモントゥと比べるとその音楽性の違いに驚く。カラヤンのシベリウスがいかに表面的か。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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この曲を初めて聞いたのがカラヤン=ベルリ...

投稿日:2014/09/07 (日)

この曲を初めて聞いたのがカラヤン=ベルリン・フィル(1980)のCDだった。この演奏は、スケールが大きな演奏ではあったが初期のデジタルとEMIの録音の悪さがすべて出ていて、音が固い上乾いていてティンパニの音が大音量で浮いていた。(のちのエソテリックとEMIのSACDはこの点は改善されてた) 本盤は、初期のEMIということで多少の危惧はあったが、SACD化により音は美しく響き豊かになった。また、バランスもよく全体に柔らかく仕上がっている。 演奏は、全体が流れるように美しく音楽空間の自然さが印象的。北欧の雰囲気が楽しめる。

KANA07 さん | 石川県 | 不明

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