SACD Import

Symphonies Nos, 5, 6, : C.Davis / London Symphony Orchestra (2002, 2003)

Sibelius (1865-1957)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
LSO0537
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description

SIBELIUS: Symphony No 5 & 6 - SACD hybrid

London Symphony Orchestra
Sir Colin Davis, conductor

The second instalment in Sir Colin Davis's new LSO Live Sibelius cycle follows hot on the heels of the first critically-acclaimed release featuring the Third and Seventh Symphonies. Sibelius was one of the most gifted and innovative symphonists who created music of astonishing beauty and luminosity. His Fifth Symphony is a breathtaking voyage that culminates in a resplendent finale, whilst the Symphony No 6 is more subtle, mysterious and refined to perfection. ( LSO Live )

James Mallinson, producer
Jonathan Stokes for Classic Sound Ltd, balance engineer (Symphony No 5)
Tony Faulkner for Green Room Productions, balance engineer (Symphony No 6)

Recorded live at the Barbican Centre
on 10 & 11 December 2003 (Symphony No 5) and 28 & 29 September 2002 (Symphony No 6)

A high density DSD (Direct Stream Digital) recording
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

20 page booklet: Notes in English/en francais/auf Deutsch

Track List   

  • 01. Symphony No. 5 in E Flat Major, Op. 82 - London Symphony Orchestra
  • 02. Symphony No. 6 in D minor, Op. 104 - London Symphony Orchestra

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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デイヴィスは、シベリウスの交響曲全集を3...

投稿日:2011/04/16 (土)

デイヴィスは、シベリウスの交響曲全集を3度録音した稀有の指揮者だ。これは、シベリウスの母国、フィンランドの指揮者であるベルグルンドと並ぶ最多記録と言えるところであり、デイヴィスがいかにシベリウスに深い愛着を持っているのかの証左と言えるだろう。デイヴィスの3つの全集のうち、現在でも依然として評価が高いのは、1970年代にボストン交響楽団を演奏して成し遂げた最初の全集である。特に、第1〜第5は、他の名演と比較しても今なお上位にランキングされる名演であり、いささか透明感に欠ける第6や第7を踏まえて考えてみても、全集としての価値は、今なお相当に高いものがあると言えるのではないだろうか。私事で恐縮であるが、私も中学生の時代にシベリウスの交響曲に慣れ親しんだが、その時に愛聴していたLPがデイヴィスによる最初の全集であった。これに対して、2度目の全集は、最初の全集から約20年後の1990年代にロンドン交響楽団と成し遂げたものであるが、これは、はっきり言って、最初の全集と比較するといささか魅力に乏しいと言えるだろう。デイヴィスとしては、自信を持って臨んだ録音であるのであろうが、そうした自信が過剰になってしまったきらいがあり、金管楽器などのいささか無機的な音色に、やや力の入った力みを感じさせるのが非常に気になった。最初の全集と比較して、解釈に深みが加わった点は散見されるものの、デイヴィスとしてもいささか不本意な出来であったのではあるまいか。2度目の全集から10年足らずの間隔で、ロンドン交響楽団の自主レーベルにではあるが、3度目の録音を行ったというのは、その証左と言えるのではないかと考えられる。そして、この3度目の全集であるが、これは、2度目の全集で見られたような力みがいささかも感じられず、いわゆる純音楽的で自然体のアプローチによる円熟の名演揃いであると高く評価したい。最初の全集において、いささか透明感に欠けていた第6及び第7についても、北欧の大自然を彷彿とさせるような繊細な抒情美に満ち溢れており、クレルヴォ交響曲をも含め、本3度目全集は、まさしくデイヴィスのシベリウスの交響曲演奏の総決算とも言うべき素晴らしい名演集であると高く評価したい。本盤は、かつて通常CDで発売されていて、唯一SACD化されていなかった第5及び第6をSACD化したものである。シベリウスの交響曲のような透明感溢れる抒情的な音楽には、本盤のようなマルチチャンネル付きのSACDは抜群の効力を発揮すると言えるところであり、演奏内容の質の高さからしても、今般のSACD化を大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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Symphonies Items Information

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