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Sym.1, 2, 4, Etc: Ashkenazy / Po

Sibelius (1865-1957)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
455402
Number of Discs
:
2
Format
:
CD

Product Description

This set is available at a special rate: two CDs for the price of one.

Track List   

クラシック曲目

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  • Jean Sibelius (1865 - 1957)
    Symphony no 1 in E minor, Op. 39
    Performer :

    Conductor :
    Ashkenazy, Vladimir
    Ensemble  :
    Philharmonia Orchestra
    • Period : Romantic
    • Style : Symphony
    • Composed in : 1899, Finland
    • Language :
    • Time : :
    • Recorded on : , [Studio]
  • Jean Sibelius (1865 - 1957)
    Symphony no 4 in A minor, Op. 63
    Performer :

    Conductor :

    Ensemble  :

    • Period : Romantic
    • Style : Symphony
    • Composed in : 1911, Finland
    • Language :
    • Time : :
    • Recorded on : , [Studio]

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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評判の良いブロムシュテットと1番のみ聴き...

投稿日:2024/02/05 (月)

評判の良いブロムシュテットと1番のみ聴き比べてみた。ブロムシュテッのは響きは充実して良いのだがやや硬さがあり演奏にも表れている。アシュケナージのは音の響き、演奏が柔軟でニュアンスも豊かである。一聴すると、ブロムシュテットのほうが音に聴きごたえがあり良いように思うが全体としてやや抒情性に欠ける点があるように思う。私はアシュケナージのほうが演奏としては好きである。二人の性格や能力の違いが出ているようである。(私はピアニストとしても指揮者としてもアシュケナージの才能を高く評価している)。この2つの演奏の上を行くのが、ベルグルント・ヘルシンキフィルだが、これは別のレヴューになるので止そう。2種のサラステも捨てがたい好演である。マゼール・ウィーンは敬遠する。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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アシュケナージと言えばラフマニノフ、ショ...

投稿日:2010/05/03 (月)

アシュケナージと言えばラフマニノフ、ショパン、モーツアルトのピアノ弾きから指揮活動を本格的に始めて約30年過ぎたわけですが昨今の個性強きより若い世代の指揮者群の台頭でどうも彼の印象が薄くなったのも否めません。シベリウスの交響曲の録音をPHOを振って取り上げだしたのもその本格的指揮活動を開始した頃からのスタートです。シベリウス交響曲全集を二つのアルバムに分けたものの一つであり本盤収録各曲簡単に見てみましょう。第1番(1984年録音)ではその出だし第1楽章何か情的だったのがいつの間にかやや散漫に何もかも盛り込み過ぎた感がします、終わりの方の管楽器、ティンパニーの扱いは印象的。第2楽章私の聴き違いか一部瞬間弦の勇み足?があるものの燃えつかないジレンマも抱え一方室内楽的美しさを見せます。リズミカルな第3楽章、ティンパニーの思い切った扱いや管楽器の粘りに前二楽章には薄かった民族的雰囲気を湛えます。最終楽章はもう少し冷えひえした感じが欲しく考えすぎる処もあります。しかし高音弦のひっぱる処や遅くテーマが流れる処は中々聴かせます。演奏タイムは@11’00A10’13B5’32C12’43となり元々ふっくらした感性を持ち合わせているアシュケナージの味わいは保っています。1981年録音の交響曲第4番(タイム@9’38A4’32B9’23C9’13)はシベリウスの作曲方向を示した傑作と言われているものでその内省的深淵の静けさをどう表現するかで演奏が決まってくるものです。アシュケナーシ゛は余分な物をカットしたモノトーン的というよりやや水彩画的イメージで曲を進めそれはそれで私には他のシベリウス交響曲演奏より分り易くはありました。第1楽章チェロ誘導の低音弦からスタートしシベリウス独特の世界へ透き通った交替管弦で導きます。第2楽章は明るい踊るような管がスタートを切り暫くして癖のある動機で雰囲気が一転、やや中途半端な終わり方が面白いです。第3楽章は今度は弦中心に進み終わりは静かにテーマをばらまきながら終わる絶妙さは上手い! 最終楽章活発な弦の遣り取りから次第にあの第5交響曲にも現れたような焦らす弦の過程があり次第に静寂の中に曲が閉じられます。アシュケナージの真面目さが出た演奏かと聴きました。最後になりましたが有名な第2番について、アシュケナージ・・・本演奏録音時推定42歳・・・は本盤PHO演奏(タイム@10’32A14’54B6’16C14’25)を1979年録音をしています。彼のこの曲については1992年BSOとの盤(同@10’20A14’35B5’58C13’59)や更に直近ではRSPOとの2006年収録盤(同@10’21A14’02B6’18C14’03)があり段々とその語り口は上手くなって来ているようです。有名曲だけに関連盤タイムをメモしました。このメモのようにタイム的には彼自身ではそんなにブレが無く演奏表情に変化というか指揮練達の程が示されていっているようです。大体北欧系の音楽に強いイギリスオーケストラで中でも特に対応力の強いPHOなので指揮活動開始のアシュケナージの意図の汲み取りも見事で第1楽章の自然描写とも言える楽章を進めております。テンポを適当に揺らせながら「間」も大事にして行きます。続く楽章の管楽器のバランス良さそして後半楽章やや前のめりながら流れるようにクライマックスに突入して行く様はこの全集への意気込みを伝える様で手練手管の演奏ではないけれど好感が持てました。なお、以上これら交響曲については2006年中心にRSPOと再録がなされています。管弦楽曲については簡単にメモしておきますね。1981年録音のフィンランディア(7’56)は比較的テンポ速く曲進めが行なわれて時にはせわしさも覚えます。所謂劇的要素は薄い感じですが最後はティンパニーを効果的に使って収支が合うようでした。1985年録音のカレワラ組曲は最初の間奏曲(3’52)はピンと来ませんが続くバラード(8’21)のしんみりさと入れ込む情感のたっぷりさと「間」の絶妙さが素晴らしく続く行進曲(4’38)の爽快さも印象的。素晴らしい盤と総括しておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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