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Sibelius: Symphony No.2 / Karelia Suite

Sibelius (1865-1957)

User Review :5.0
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG5084
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

オッコ・カム/シベリウス:交響曲第2番
シベリウス:1.交響曲第2番ニ長調作品52、2.《カレリア》組曲作品11

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)、ヘルシンキ放送交響楽団(2)、指揮:オッコ・カム
録音:1970年ベルリン、1972年ヘルシンキ

フィンランドが生んだ大作曲家シベリウスの交響曲第2番は、北欧的な色彩感や雰囲気がロマンティックな詩情と美しく結びついた名作です。シベリウスと同郷のフィンランドの指揮者であるカムがベルリン・フィルハーモニーを率いた演奏は、透明な抒情と深い憂愁や北欧の雄大な自然を巧みに描き出しており、この傑作の魅力を明らかにしたと評されました。シベリウスの出世作として知られている《カレリア》組曲をフィルアップしています。

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響きが美しいのはベルリンフィルだから当た...

投稿日:2024/07/11 (木)

響きが美しいのはベルリンフィルだから当たり前。中でも、管楽器の上手さがここでも光っている。ただし、深みや心打つ演奏を求めるのは場ちがいで、3楽章から終楽章への盛り上げなど美しいだけで明らかにニュアンス不足。ここは、先生のカラヤンのほうがはるかに上手く聴かせる。すべてが美しく鳴っているがこくや味わいが薄いかわりに嫌みもない。カラヤンのアクの強さなど微塵もなく、音楽が終局に向かう。良くも悪くも音楽が女性的で優しさだけが耳に響き、この演奏に限って言うと、将来期待しないほうが良いと思った指揮者である。星5?ありえない。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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将来を嘱望されていた、新進気鋭の指揮者だ...

投稿日:2011/07/20 (水)

将来を嘱望されていた、新進気鋭の指揮者だったオッコ・カムの、表現意欲が溢れ出た名演。最も充実していた時期のベルリン・フィルと、シベリウスの代表的な交響曲を録音できたカムは幸せだ。北欧の指揮者が録音した、ほかのどの同曲録音よりも説得力に富み、オーケストラが恰もひとつの楽器になったかのように眼前に迫ってくる。とくに第1楽章ではフルートの音がかなり耳に残るが、これは間違いなくゴールウェイだ。カラヤンとの録音では意図的に抑えられてしまったゴールウェイの音が、ここでは全開になっている。アッバードとのブラームス第2交響曲でもゴールウェイの音はすさまじい存在感だったが、なかなかどうして、このカムとのシベリウスでも強烈だ。ゴールウェイ・ファンにとっても、そういった意味では垂涎の録音。シベリウスはフルートの低音に重要な音符をたくさん書いたけれども、それらが、血の通った音としてズイズイ響いてくる。

Venus Creek さん | 兵庫県 | 不明

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オッコ・カムというと現在メジャーオケでは...

投稿日:2011/06/01 (水)

オッコ・カムというと現在メジャーオケではまず名を見ないし、2011年秋よりフィンランド・ラハティ交響楽団監督と地域に根ざした活躍をしているようだが、世評高いこの録音は彼のキャリア最初期青春の一ページともいえよう。 あまたの忘れ難い名匠のシベ2とは違い、ことさら大げさに騒ぎたてたりテンポを揺らしたりして聞き手の感情を揺さぶる方法ではなく、BPO各セクションの機能美を生かしながら一、二楽章での素朴な美しさ、終楽章での雄大さをすっきりと表現していてこれは新鮮で素敵な演奏でした。

martin さん | 神奈川県 | 不明

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