CD

Sym, 3, : Toscanini / Nbc So +schubert: Sym, 5,

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BVCC9709
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

限定再プレス
アルトゥーロ・トスカニーニ・エッセンシャル・コレクション 8

トスカニーニらしいラテン的な爽快さをもつ、情熱的な「ライン」と「マンフレッド」。トスカニーニがシューマンの作品に加えたオーケストレーションの変更は、基本的にはごく控えめなものですが、時としてマーラーを思わせるような大胆な踏み込みを聴かせてくれます。(BMG)

・シューマン:交響曲第3番変ホ長調op.97「ライン」(1949年録音)
・シューマン:「マンフレッド」序曲op.115(1946年録音)
・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485(1953年録音)
 NBC交響楽団
 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

Track List   

  • 01. ライン*交響曲第3番変ホ長調
  • 02. 序曲*マンフレッド
  • 03. 交響曲第5番変ロ長調

Customer Reviews

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シューマン:交響曲第3番について 1949年...

投稿日:2024/06/17 (月)

シューマン:交響曲第3番について 1949年11月12日、NBC響を振ってのライヴ音源。音の悪さも影響しているかも知れないが、第1楽章、音が渦潮のようにうねりにうねる。かつ管楽器の咆哮ぶりが尋常でない。思い切り音のパッションを会場(リスナー)にぶつけているような幕開けである。第2楽章は牧歌的な語り口で明るい、短い第3楽章は楽譜の指示どおり減速するが、その分弦楽器の優しく語りかけるような表現が濃厚になる。第4楽章は一転、重々しくパセティックに音が変化する。こうした場面転換の妙はオペラで培ったトスカニーニならではの至芸かも知れない。終楽章は、ふたたび明るさを取り戻し、管楽器が高らかなファンファーレを奏でエネルギッシュに締めくくられる。力強い名演である。 なお、あわせてトスカニーニが高く評価したグィド・カンテッリの第4番 シューマン:交響曲第4番 を聴くと、師トスカニーニからの影響がいかに大きいかを知ることができる。

織工 さん | 東京都 | 不明

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本盤メインはトスカニーニには珍しいシュー...

投稿日:2012/11/06 (火)

本盤メインはトスカニーニには珍しいシューマン交響曲第3番「ライン」で1949年の変な言い方ですが「多分ライブ的?」録音であります。1949年というとトスカニーニは82歳、彼の正確さと音色の美しさに焦点を当てた演奏スタイルからは所謂「衰え」は聴き辛いとはいうもののこの年齢とは思えない妥協無き熱き気力には感心することは相変わらずであります。ただ第1楽章スタートから意外と表現としては歌わせているのはマーラー指揮NYPOの演奏を聴いていた為かとも言われていますが・・・そういう事は勿論知らなかった私にも分る位であります。ただ後段詰めでのメリハリ引き締めはやっぱりトスカニーニ・・・。第2楽章は少し厚ぼったい河の流れで実に堂々とした情熱が感じられます。第4楽章河辺の古城雰囲気にはちょっと届かず少しストレートさが前面に出すぎ味気なさが残ってしまいましたが第5楽章はこの交響曲にふさわしいしっかりとしたフィナーレを見せました。演奏タイムとしては@9’30A5’25B4’30C5’10D5’44と全体速くはあっても「せっかちさ」はなくしなやかにリズムがちゃんとついた安定感ある演奏じゃないでしょうか。更に年月が経った1953年収録のシューベルト交響曲第5番(タイム@4’44A7’51B4’41C5’02)は古典的な作風もあってトスカニーニ・スタイルがまだ「もって」おりよりマッチした演奏で作品の生き々さ・美しさを引き出した演奏と思いました。併録の「マンフレッド序曲」(1946年収録、タイム11’21)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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