Blu-spec CD 2

Schumann Symphony No.3, Schubert Symphony No.5 : Arturo Toscanini / NBC Symphony Orchestra

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC30860
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
Blu-spec CD 2

Product Description


トスカニーニ名盤コレクション[7]
シューマン:交響曲第3番『ライン』、シューベルト:交響曲第5番


20世紀音楽史に巨大な足跡を残したアルトゥーロ・トスカニーニ。前半生は主に欧米の歌劇場で、後半生は演奏会指揮者として幅広いレパートリーを極めて高水準の演奏で披露。特に1937年からのNBC交響楽団との活動は、音楽芸術のメディアミックスの最初期の成功例でしょう。
 RCAに残された膨大な録音から名曲名演をセレクト、生前のトスカニーニの録音にもかかわったジョン・ファイファー監修のリマスターを使用、アナログLPのジャケット・デザインで復刻します。
 トスカニーニらしいライン的な爽快さを持つ、情熱的な『ライン』と『マンフレッド』。トスカニーニがシューマンのオーケストレーションに加えた変更は、基本的にはごく控えめなものですが、時としてマーラーを思わせるような大胆な踏み込みを聴かせてくれます。シューベルト第5番はNBC時代に一度だけ取り上げた演奏会の3日後にセッション録音されたものです。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
2. シューマン:『マンフレッド』 Op.115〜序曲
3. シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.485

 NBC交響楽団
 アルトゥーロ・トスカニーニ
(指揮)

 モノラル録音:
 1949年11月12日 ニューヨーク、NBC 8-Hスタジオ/ライヴ〜NBCによる放送用収録音源から(1)
 1946年11月11日 ニューヨーク、カーネギー・ホール/セッション(2)
 1953年3月17日 ニューヨーク、カーネギー・ホール/セッション(3)
 *ニューヨーク公共図書館ロジャース・アンド・ハマースタイン録音アーカイヴの「トスカニーニ・レガシー」音源を使用(1)

 日本独自企画

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
本盤メインはトスカニーニには珍しいシュー...

投稿日:2012/11/06 (火)

本盤メインはトスカニーニには珍しいシューマン交響曲第3番「ライン」で1949年の変な言い方ですが「多分ライブ的?」録音であります。1949年というとトスカニーニは82歳、彼の正確さと音色の美しさに焦点を当てた演奏スタイルからは所謂「衰え」は聴き辛いとはいうもののこの年齢とは思えない妥協無き熱き気力には感心することは相変わらずであります。ただ第1楽章スタートから意外と表現としては歌わせているのはマーラー指揮NYPOの演奏を聴いていた為かとも言われていますが・・・そういう事は勿論知らなかった私にも分る位であります。ただ後段詰めでのメリハリ引き締めはやっぱりトスカニーニ・・・。第2楽章は少し厚ぼったい河の流れで実に堂々とした情熱が感じられます。第4楽章河辺の古城雰囲気にはちょっと届かず少しストレートさが前面に出すぎ味気なさが残ってしまいましたが第5楽章はこの交響曲にふさわしいしっかりとしたフィナーレを見せました。演奏タイムとしては@9’30A5’25B4’30C5’10D5’44と全体速くはあっても「せっかちさ」はなくしなやかにリズムがちゃんとついた安定感ある演奏じゃないでしょうか。更に年月が経った1953年収録のシューベルト交響曲第5番(タイム@4’44A7’51B4’41C5’02)は古典的な作風もあってトスカニーニ・スタイルがまだ「もって」おりよりマッチした演奏で作品の生き々さ・美しさを引き出した演奏と思いました。併録の「マンフレッド序曲」(1946年収録、タイム11’21)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

0

Symphonies Items Information

Recommend Items