Chausson, Ernest (1855-1899)
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Chausson, Ernest (1855-1899) Review List

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  • いずれも定評ある歴史的名演であるが、本盤の売りはオ...

    Posted Date:2009/12/29

    いずれも定評ある歴史的名演であるが、本盤の売りはオーパスによるSP復刻の見事さであろう。ティボーやコルトーと言った歴史的な演奏家の名演奏を、現在望み得る最高の音質で味わうことができるのは何という幸せであろうか。それにしても、フランクのヴァイオリンソナタにおけるティボーの技巧一辺倒ではなく、瀟洒な味わいの繊細な美しさ。これこそフランスのエスプリと言うべきであり、コルトーの併せ方も素晴らしいという一言に尽きる。ショーソンの憂愁な抒情の歌わせ方も味わい深いものであり、現在においてもなお、両曲のベストワンに君臨する超名演と評価したい。

    つよしくん . |40year

    10
  • この世に美しきものは数々あれど ショーソンのConcer...

    Posted Date:2018/07/03

    この世に美しきものは数々あれど ショーソンのConcertほど美しい余韻を残す楽曲を知らない 下書きのまま残されたのかと疑いたくなる譜面だ ヴァイオリン協奏曲の形態を著しているが オーケストレーション前のスケッチに見える しかしピアノ協奏曲にも見えなくもない では二重協奏曲かといえば仮オーケストラ部が寂しい 結論協奏曲風六重奏曲となる 特異な他に例を見ない室内楽であり協奏曲や交響曲に匹敵する豊かな世界を表現している ショーソンの傑作を演奏してパスキエほど印象に残る演奏者はいない 久しぶりに耳傾けて聴き入ってしまった この繊細さと迸る熱情を受け止めるには聞き手もそれなりの器を用意しなけれはならない 優しさや慰めだけで病める魂を支えることはできない 世界が何からできているのかは知らねど 人が生きるのに何が必要かはいつも忘れてはいけない ショーソンの音楽が歌い語ることはその根幹に触れているように思う 朋よ聴きたまえ あなたも如何  

    風信子 .

    5
  • フランク,ショーソンの決定盤だ!フランクはEMIから...

    Posted Date:2010/07/24

    フランク,ショーソンの決定盤だ!フランクはEMIからも出てるがティボーの音色が全然違う。オーパスのを聴いていただきたい。ノイズがどうのこうのそういったレベルではなくて本質的にヴァイオリンの響きが違うから驚いた。しかもこのオーパス盤のほうがティボーの線の細さがより鮮明に捕らえられている印象を受けるのでなお更良い。絹のような音色と誰かが言ってましたっけ。フランスの香りがぷんぷんするお洒落な演奏だ。時折かかる甘いポルタメントや間の取り方,歌いまわしがうますぎる。これを聴いたらほかのフランクはまったく聴けなくなりましたよ。ショーソンのコンセールのほうもティボーの官能的な音色は健在。2楽章などロマンの極み!

    オットー .

    3
  • ショーソンのPトリオ、一楽章はちょっと仄暗いVcとPの...

    Posted Date:2008/07/16

    ショーソンのPトリオ、一楽章はちょっと仄暗いVcとPの通奏低音が基調となり、長調と短調を行き来しながら協和音と不協和音を重ねていく。不安定な心情と歓喜の心情が交錯するダイナミックな入りで、変形のロンド形式かと思わされるが恐らく自由形式だ。二楽章はtrès vite(凄く速く)という速度指定で、諧謔的な旋律と意表を付く拍子感が特徴のインプロンプテュ(スケルツォ相当)だ。三楽章は緩徐楽章でたおやかで少々厳かな旋律が支配し、VcとVnの掛け合いが絶妙、美しい。四楽章フィナーレは一転激烈なリズムとテンポ、そしてアップダウ

    MusicArena .

    3
  • 全21トラックのうち、7〜15がドビュッシーです。有名...

    Posted Date:2012/09/26

    全21トラックのうち、7〜15がドビュッシーです。有名な6の「リラの花咲くころ」はもちろんですが、特に16の「へーべ(ギリシャ神話の青春の女神)」と17の「ハチドリ」は大変美しく、ショーソンの気品のある甘さと憂愁が格調高く歌われています。なおジャケットではショーソンの生年が1865となっていますが、正しくは1855です。

    アーノンクール . |50year

    2
  •  これは素晴らしい傑作です。パスキエは以前レ・ミュ...

    Posted Date:2012/09/02

     これは素晴らしい傑作です。パスキエは以前レ・ミュジシャンとこの曲を録音しており、それも名盤でしたが、この再録では表情が一層豊かになり、ある種巨匠的な風格が感じられます。またこの盤で特筆すべきはパリジイ四重奏団の好サポートで、弦楽四重奏はもちろんのこと、他の曲でも主役を食うほどの大活躍。「果てしない歌」冒頭のやるせない響きが耳に残って離れません。ピオーの歌唱も良く、まさに理想的な名盤と言えるでしょう。ここまで素晴らしいともう、これ以上の演奏は想像できないほど・・。ショーソンに少しでも興味のある方は、手に入るうちにぜひ入手されることをお薦めします。「パスキエのは旧盤持ってるからいいや」とパスしていた方(私もそのうちの一人でしたが)、これ全然違いますよー

    ホーボー健 .

    2
  • この抒情溢れる歌劇が廉価で手に入るなんて実に有難い...

    Posted Date:2011/06/22

    この抒情溢れる歌劇が廉価で手に入るなんて実に有難いと思う。数少ないショーソンの作品中の傑作です。演奏も丁寧で美しい。

    カズニン .

    2
  • 素晴らしい!!! 溢れ出る情熱に涙、涙・・・ 彼...

    Posted Date:2009/05/22

    素晴らしい!!! 溢れ出る情熱に涙、涙・・・ 彼女の大ファンとしては、まだまだ長生きしてほしいです。

    KENNARD .

    2
  • SP盤特有のノイズはかなり目立つが、ノイズ減で隠れ...

    Posted Date:2008/10/28

    SP盤特有のノイズはかなり目立つが、ノイズ減で隠れていたヴァイオリンの艶がリアルで素晴らしい。その分、コルトーのミスタッチも目立つと言えるが(苦笑)。盤を変えると狂いがちなピッチも丁寧に合わせている。聴きなれた演奏だが、魅力を再認識した。

    eroicca .

    2
  • マメールロワは稀代の名演。クリュイタンス&パリ音楽...

    Posted Date:2018/02/27

    マメールロワは稀代の名演。クリュイタンス&パリ音楽院管の素晴らしい洒脱な古き良き20世紀初頭の薫を残した名演と双璧をなす。後者は木管の響きがラヴェルが想定したバソンをはじめとするフランス式ウインドのノーブルな美しい響きをダイレクトに感じる点で有利であるが、このSACDでの都響の響きも驚くべきノーブルな音色、これぞフルネマジック。実演でも感じたが出てくるだけで雰囲気が伝わるマエストロでした。

    まめ . |40year

    1

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