Sym.3: De Burgos / Dresden Po

User Review ：4.0

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Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

GEN87086

Number of Discs

Label

Genuin

Release Country

Europe

Format

Other

Import

Product Description

ブルックナー：交響曲第３番
フリューベック・デ・ブルゴス＆ドレスデン・フィル

ドイツのライプツィヒを拠点とするレーベル“GENUIN(ゲヌイン)”とドレスデン・フィルが協力してCDを制作するシリーズ「ドレスデン・フィル・エディション」の第３弾は、ブルックナーの交響曲第３番です。
　指揮は前２作と同じく、2003年からヤノフスキの後を継いで首席指揮者を務め、その後芸術監督も務めることになったラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが務めます。
　フリューベック・デ・ブルゴスは、すでに実演では何度もブルックナーを指揮しているので、交響曲第３番の登場はファンには待ち望まれていたものでした。
　しかも今回は、数々の名録音で知られるドレスデン・ルカ教会で、２００６年の１０月に４日間を掛けたセッション録音ということで音質も最高のクオリティです。
　第３番で特に問題になるヴァージョンについては、最終完成形であるノヴァーク版第３稿を使用。第１楽章の演奏時間約２２分というゆったりしたテンポを採用し、楽譜の隅々まで配慮が行き届きながらもスケールの大きな見事な演奏を聴かせてくれています。
　日本でも人気の高いフリューベック・デ・ブルゴスは、1933年、北スペインのブルゴスに、ドイツ人の父とスペイン人の母の間に誕生しています。本名はラファエル・フリューベックですが、プロの指揮者として活躍するようになってから、スペイン風に生地の名前を加えてラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスと名乗るようになりました。
　芸風はまさにドイツとスペインのいいとこどりで、ラテン系音楽での激しいリズムによる情熱的な演奏から、ドイツ音楽での重厚でスケールの大きい演奏まで実に「濃い」演奏で聴衆を魅了してきました。

・ブルックナー：交響曲第３番ニ短調[1889年版]
　ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
　ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス（指揮）

　録音時期：2006年10月4日～7日（セッション）
　録音場所：ドレスデン、ルカ教会

Track List

01． Burgos, Rafael Fruehbeck De - Sinfonie Nr. 3 D-mol
02． 1. Mehr Langsam - Misterioso
03． 2. Adagio, Bewegt, Quasi Andanate
04． 3. Ziemlich Schnell
05． 4. Allegro

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4.0

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このディスクはブルックナー権威者が指揮す...

投稿日：2007/09/23 (日)

このディスクはブルックナー権威者が指揮するブルックナーとは全く対照的なそれである。オケが「この曲は任せて」と自然に音が出て来たかのように、本当に自然に聞ける大変素晴らしい演奏。ドレスデンフィルも以前より音色が現代化してしまったように聞こえるが、あの独特の響きは未だ健在。最近こんなブルックナーもなかなか聞けなくなったと思う。