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Comp.symphonies: Harnoncourt / Bpo

Brahms (1833-1897)

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
0630 13136
Number of Discs
:
3
Format
:
CD
Other
:
Limited (Price),Import

Product Description

ブラームス交響曲全集
アーノンクール&ベルリン・フィル
1996&97年デジタル・ライヴ録音。ピリオド・アプローチ(時代考証)の解釈法を、現代最高のヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ベルリン・フィルに生かし、ブラームスの音楽をものの見事に活性化させることに成功した、アーノンクールならではの痛快な演奏。
 大げさな身振りや感情移入がないため、明晰な造形美を鮮やかに印象付けることに成功しており、ブラームス本来のフォルムがきわめて平衡感覚の強いものであることを明らかにしています。ベートーヴェンばりのテンションの高さや、スッキリとして趣味の良い抒情の美しさも魅力的です。
 4つの交響曲のほか、悲劇的序曲と大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲を収録、ヴァイオリン両翼型配置による演奏。

Track List   

Disc   1

  • 01. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 聖アントニー・コラール:アンダンテ
  • 02. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第1変奏:ポコ・ピュー・アニマート
  • 03. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第2変奏 ピュー・ヴィヴァーチェ
  • 04. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第3変奏 コン・モート
  • 05. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第4変奏 アンダンテコン・モート
  • 06. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第5変奏 ヴィヴァーチェ
  • 07. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第6変奏 ヴィヴァーチェ
  • 08. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第7変奏 グラジオーソ
  • 09. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 第8変奏 プレスト・ノン・トロッポ
  • 10. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 終曲 アンダンテ
  • 11. 交響曲第1番 ハ短調 作品68 第1楽章 ウン・ポコ・ソステヌートーアレグロ
  • 12. 交響曲第1番 ハ短調 作品68 第2楽章 アンダンテ・ソステヌート
  • 13. 交響曲第1番 ハ短調 作品68 第3楽章 ウン・ポコ・アレグレット・グラジオーソ
  • 14. 交響曲第1番 ハ短調 作品68 第4楽章 アダージョーピウ・アンダンテーアレグロ・ノン・トロッポ マ・コン・ブリオ

Disc   2

  • 01. 交響曲第2番 ニ長調 作品73 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
  • 02. 交響曲第2番 ニ長調 作品73 第2楽章 アダージョ・ノン・トロッポ
  • 03. 交響曲第2番 ニ長調 作品73 第3楽章 アレグレット・グラジオーソ(クアジ・アンダンティーノ)プレスト・マ・ノン・アッサイ
  • 04. 交響曲第2番 ニ長調 作品73 第4楽章 アレグロ・コン・スピリット
  • 05. 悲劇的序曲 ニ短調 作品81
  • 06. 大学祝典序曲 ハ短調 作品80

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Comprehensive Evaluation

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なんてったってベルリンフィルのブラームス...

投稿日:2013/11/03 (日)

なんてったってベルリンフィルのブラームスである。期待も高まろうというもの。 そして第一番の偉大な出だしを固唾を呑んで待ち受けよう!・・キターーーっ!! うんうん、この潰れたような音、なんか変なテンポ、自信なさ気のアンサンブル、これぞまさにブラームスの音楽さ・・・ってちがーーーう!!!!これベルリンフィルの音じゃねえしっ!!!!なんでだ? なんでこうなった!? アーノンクール、オケに嫌われてんじゃねえか?なんかもうガッカリデスヨ。まあ出だしはこんなんでも腐ってもベルリンフィル。何とか盛り返して曲を終わります。この全集の悪印象はこの第一番の演奏によるのでしょう。2.3.4番は結構綺麗にまとめた名演と思われますが・・・アーノンクール、壮大で力強い音楽には向いてないのかな。ブルックナーの時にも感じたことですが・・・

silver さん | 東京都 | 不明

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この演奏に何が欠けているか。それは人それ...

投稿日:2012/01/29 (日)

この演奏に何が欠けているか。それは人それぞれの好みであり、また気分にもよるかもしれない。私の場合ゆずれないのは、バーンスタインがブラームスについて言及した折りの「怒り」であり、それがこの演奏からは見いだせなかったことが残念だった。(だから2番は比較的良い)バーンスタインの言う「ブラームスの怒り」についての議論は音楽学者に任せるとして、少なくとも激昂も憤怒もほとんど知らないブラームスには、あくまで私は興味がない。クールな現代指揮者が新たなブラームス像を打ち立てがたいのも、それが一因ではないかとも思う。

おたふくかぜ さん | 熊本県 | 不明

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 慣習に流された柔らかいブラームスではな...

投稿日:2009/09/26 (土)

 慣習に流された柔らかいブラームスではなく、くっきりはっきりした端正なブラームスで、ロマン派というより、古典的、かつ現代的。1楽章の繰り返しをきちんと行っており、聴きなれた曲なのに意外な驚きがあります。また、聴きなれたフレージングと違うところは、楽譜を見ると確かにそうなっています。オケはベルリン・フィルだし、安心して「一風変わった」正統的なブラームスを楽しめます。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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