CD

Brahms : Symphony No.4 Op.98

Brahms (1833-1897)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
GDCL0027
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

フルトヴェングラー&BPO/ブラームス第4番

(桧山浩介氏解説 フルトヴェングラー美学の集大成、待望のブラームス「第四」より一部抜粋)
「フルトヴェングラーの指揮したブラームスの「第四」といえば伝説にまでなった冒頭のH(ロ)音がすぐに思い浮かぶが、それを抜きにしてでもこの曲にみせるフルトヴェングラーの解釈はあらゆる意味で彼の演奏美学の集大成とでもいうべき、いわば芸術家フルトヴェングラーの全てが凝縮されたものという事が出来るように私は思う。よく知られているようにフルトヴェングラーの残した「第四」の録音は五種類が知られているが、その解釈は首尾一貫していていずれから受ける感銘も同じものだが、このCDで紹介される録音はもっとも早くレコード化されたものでフルトヴェングラーの「第四」の原体験を我々に形作ったものだ。」

・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音:1948年10月24日

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1948年10月24日の本盤BPO録音は同じ年月で...

投稿日:2009/08/05 (水)

1948年10月24日の本盤BPO録音は同じ年月で二日前の22日演奏より良いとのことですがまだ聴いていない22日録音盤例えばMR盤にも接して見たい気持ちです。さてこの演奏はいろいろなCDが出ており私も本盤とは別CD盤で聴いています。この演奏第1楽章と最終楽章の終わりの方のフルトヴェングラーそのものの結びへ持って行く凝集力たるや凄いものがあります。時としてもう少し語って欲しいとも思われる場面もありますが彼の曲に対する本質把握を歪めるものではありません。それに第2楽章の必ずしも「枯淡」的とは割り切れない運びは先述の「語り」以上のものを我々に提示してくれます。繰り返しになりますが正直もっと女々しいし言うか男の哀調を訴える演奏は他にもっとあるかも知れませんが・・・・クライバー/VPOの些か逞しい名演よりもっと奥深い境地で模索せざるを得ません。タイム的にはそんなに顕著な特徴はないと思います。

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