末原達郎

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  • ちょっと高かったが筆者陣の幅に興味をもって買ってみ...

    Posted Date:2015/05/16

    ちょっと高かったが筆者陣の幅に興味をもって買ってみた。 ** 農業を産業ではなく、まず文化としてとらえる、というシリーズコンセプトらしいが、巻頭が農学部出身だから、これじゃ普通のすべりだしだ。 ** しかし、1章の筆者のアフリカ体験、奥地の原住民の村での体験談だが、いったんコミュニティに入れれば、基本的食料と薪は無償で提供される・・・カルチャーショック。自分など「コメ代稼ぎ」で四苦八苦しているのに。 ** 2章も軽くボディブローを受けた。日本だと洪水で床上浸水などしようもんなら、ニュースになる大事件だ。でも他のアジアの国では、洪水で池になった道路に釣り糸を垂れる人の写真があった。自然とともに生きるとはこういうことなのか。 この国では、稲も水害を見越して、浸水しても穂が水面に出るように茎が長く伸びるように進化しているそうだ。その写真を見て考えた。近代科学なんて、母なる地球の時間軸で見れば、しょせんまだまだ、一瞬の花火みたいなもんではないのか。 ** 3章の農業コンサルタントの人は淡々と書いているが、「日本の農業技術は最高!」なんて、だれが言ってんだというクールなまなざし。カルビーのポテトの栽培コンサルらしい。ここでも、世界視点から日本農業を見るべしと。 ** 4章の筆者は、自分には地味イメージの「農業ジャーナリスト」だけれど、実は世界中を飛び回ってる人らしい。ここでも日本農業の客観化ということを考えさせられる。 ** すぐ役立つ実用書とは程遠いが、じっくり農業を考えるには基礎資料になるな。筆者をもっと幅広く、いっそのこと哲学者あたりまで巻き込んだらいいのに。農学はやって農業すたれる、なんちゃって。

    キュリオのおっさん .

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