SACD Import

Le testament symphonique -Mozart Symphonies 39, 40 & 41 : Jordi Ssavall / Le Concert des nations (2SACD)(Hybrid)

Mozart (1756-1791)

User Review :3.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
AVSA9934
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


サヴァール、モーツァルトの後期三大交響曲を録音!

巨匠サヴァールが、モーツァルト後期三大交響曲を録音しました! 古楽界を半世紀近くにわたって牽引しつづけ、その演奏(楽器・指揮)そのものの素晴らしさのほか、計り知れない知識と歴史に対する洞察で他の追随を許さないジョルディ・サヴァール。この三作品でもサヴァールだからこそ為し得た境地の演奏が展開されています。
 モーツァルトの後期三大交響曲、特に第41番の最終楽章は、それまでの気軽な娯楽としての「交響曲」、ほかのオペラや協奏曲といった形式などと区切るための「交響曲」というジャンルへの告別となったといわれています。モーツァルト以降、「交響曲」は音楽的な宇宙の中心に位置するシリアスな作品としてのジャンルへと歩み出すことになります。そうした意味でも、当盤のタイトル「Le testament symphonique - Symphonies 39, 40 & 41(交響曲による遺言〜交響曲第39、40&41番)」はまさしく、といったものといえるでしょう。
 モーツァルトは、後期三大交響曲と呼ばれることとなる第39番を1788年6月26日、第40番を1788年7月25日、第41番を1788年8月10日という比較的短い期間に完成させています。サヴァールはこの3作品の関連性を重視し、40番をディスク2の冒頭にも入れています(ディスク1と同演奏)。ル・コンセール・デ・ナシオンはこれら3作を最高の状態で響かせています。41番の終楽章の終盤、コーダにかけての響きはこの世のものとは思えません。サヴァールのモーツァルト後期三大交響曲、大注目です!(輸入元情報)(写真 輸入元提供)

【収録情報】
交響曲による遺言〜交響曲第39、40&41番


Disc1
モーツァルト:
● 交響曲第39番変ホ長調 K.543 (1788)
● 交響曲第40番ト短調 K.550 (1788)

Disc2
● 交響曲第40番ト短調 K. 550 (1788)【Disc1と同一演奏】
● 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』 (1788)

 ル・コンセール・デ・ナシオン
 ジョルディ・サヴァール(指揮)

 録音時期:2017年6月19-22日、2018年6月6-8日
 録音場所:スペイン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

Track List   

Disc   1

  • 01. Symphony No. 39, K. 543: I. Adagio - Allegro 10:43
  • 02. II. Andante con moto 7:27
  • 03. III. Menuetto : Allegretto - Trio 4:00
  • 04. IV. Allegro 8:34
  • 05. Symphony No. 40, K. 550: I. Molto allegro 7:19
  • 06. II. Andante 14:07
  • 07. III. Menuetto : Allegretto - Trio 4:24
  • 08. IV. Allegro assai 9:37

Disc   2

  • 01. Symphony No. 40, K. 550: I. Molto allegro 7:19
  • 02. II. Andante 14:07
  • 03. III. Menuetto : Allegretto - Trio 4:24
  • 04. IV. Allegro assai 9:37
  • 05. Symphony No. 41, K. 551: I. Allegro vivace 12:20
  • 06. II. Andante cantabile 10:00
  • 07. III. Menuetto : Allegretto - Trio 5:05
  • 08. IV. Molto allegro 12:35

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
1
★
★
★
★
☆
説明にはありませんがCD1枚目の最後にフリ...

投稿日:2025/06/30 (月)

説明にはありませんがCD1枚目の最後にフリーメーソンの曲が一つあります。テンポがゆっくり目の堂々とした演奏です。しかし、2枚組にしてしかも同じ録音の40番をCDの二枚目に持ってくる必要は無かったでしょう。1枚のSACDにフリーメーソンも含め、4曲とも収めるべきではなかったでしょうか?

0
★
★
★
★
☆
古楽演奏家によるモーツァルトの交響曲とは...

投稿日:2024/07/23 (火)

古楽演奏家によるモーツァルトの交響曲とは少し異なり、ややゆったりしたテンポ感で時々ぐっと速度をゆらすところが新鮮です。 アルバムタイトルの「testament」は、ベートーヴェンの晩年のピアノソナタに近い位置付けとこれらの交響曲を捉えて「遺言」というよりは「聖書」に近い意味にとりたいと思います。

桐嶋屋勝造 さん | 愛知県 | 不明

1
★
★
★
★
★
分からない人には分からない演奏だと思うし...

投稿日:2021/01/09 (土)

分からない人には分からない演奏だと思うし,嫌いな人は嫌いだろう。その魅力をいくら説明しても恐らく無意味だ。だから議論しようとは思わないが,星一つの評価だけが残ってしまうのは如何かと思い敢えて投稿。サバールと彼のオケは,最近のピリオド・オケが目指している方向とは正反対の方向を志向している。洗練と滑らかな演奏ではなく,原始の姿,生々しい音を目指し,自発的アンサンブルに任せる部分と指揮者が締めるべき部分とを切り分け,演奏の生命力を高めるという方向性を明快に示しているのだ。ピリオドが当たり前となった今,ノリントンがLCPを率いてピリオド・オケで古典以降の曲を演奏するというインパクトを,改めて聴き手に与えたかったのだと考える。アンサンブルは雑なのではなく,自由に振る舞う部分とサバールが締める部分をしっかり演奏し分けているということだ。これを快感と感じられなければ,この演奏は受け入れられないだろう。

Abbadian さん | 東京都 | 不明

29

Symphonies Items Information

Recommend Items