本当に精神を病んでる人ほどそういう自分を否定し逃避せざるを得ないので一見正常に見えるといいますが。よりバラエティに富んだ多くの曲。でも冷徹に自分に向き合う事にもう疲れてる感じ。詞は相変わらずというかそれ以上。焦ってるけど疲れてる感じ。でもありがとう。

こんなアルバムを届けてくれるミュージシャンがいる、そのことにまず感謝したい。傷ついて、もがいて、苦しんで、あきらめて、それでもやっぱり生きている人達の胸にここまでリアルに響いてくる音楽。今の日本の音楽シーンにおいてシロップ以上にそれができるミュージシャンを私は知らない。

なんか15曲も入ってるけど、どれも良かった！メロディーは超ポップなのに、相変わらずの後ろ向き感全開の歌詞がシロップらしい。とりあえず聞いてみて欲しい。

劣性、Everseen、吐く血あたりが非常に好きなんですけど、曲どこか「明るい振りしてる」感があって、それがまたこのアルバムのイメージと重なっている気がします。

シロップの世界がどんどん深まってる気がします。すんばらしい！！ 日本のレディへですね。。五十嵐は日本のトムヨークだ！！もっと売れて欲しいです！！

Syrupのイメージは内なるモノをあてもなく、もしくは自分に投げつける…といぅ感じだったけれど、このアルバムでは「心の拠り所」が感じられる辺りが暖かくて好き。

きれいなメロディと言葉遊びしながらも心の中を吐き出すような詞はさすが。できれば末期症状みたいな感じの曲がもう1つくらい欲しかった。末期症状はすごくかっこいい。

なんて言えばいいんだろう…動揺？戸惑い？無機質なイメージがあったけどライブ感がある作品。カッコイイという程研ぎ澄まされてないかな…m(__)mﾎﾞｰｶﾙ五十嵐さんの対自分的な思考がさらに強まってる。このまま何処へ行くんだろう…

ここにきてこんな作品がくるとは・・・・。 これを会社帰りの夜道で聴いてたんだけど、今、俺と同じくコレを聴いている人がいるのだろうな。なんて思ったりして。 目頭が少し熱くなった。

友人の口コミで買ってみたら超当たりで死ぬかと思った！ 歌詞もサウンドもすごい好み。他のアルバムもぜったい買いたい！