多いファンが選んだアルバムだから本当に良い曲が収録されてます。

15周年を記念したベスト盤。これまでのヒット曲から人気のあるアルバム収録曲までを選りすぐった2枚組。ヒット曲ばかりなのであきずに聴けるが、所々シングル曲が抜けているので、今一中途半端な感じがする。個人的に好きな「君に逢いたくなったら…」が収録されていないのが残念。プレミアム・ヴォックスもリリースされているが、高額なのでなかなか手を出せない人も多いはず。20周年ごろにシングるを全曲収録したコンプリート・コレクションをリリースして欲しいところだ。

”悲しいほど貴方が好き”は、ピアノの旋律が美しく、切ない歌詞を泉水さんが、優しく歌うミディアム・チューン。”カラッといこう！”は、乾いたギターが印象的で、泉水さんのヴォーカルも爽快感が感じられ、春の心地よい風が吹いてきそうな爽やかな曲。

Doorsのカバーかと思わせるタイトルだが、オリジナル曲。遠回りをしたけど、最後には同じ人とハッピー・エンドを向かえるという詩の内容で、爽快なギターが印象的なアップ・チューン。 カップリングは、11年ぶりに泉水さん自身が作曲も手がけた”君へのﾌﾞﾙｰｽ ”。 ブルース・ハープで始まる四つ打ちのブルースで、高いキーを苦しそうに歌うところが、泉水さんらしい。（笑）いかにもカップリング向けといった感じの曲。

発売から１０年が過ぎましたが、このアルバムは芸術作品として、もっと評価されるべきだと思います。 当時は余りにも売れ過ぎたので、商品としての価値が高すぎて、作品としての正当な評価がなされていなかった気がします。 しかし一曲毎の完成度の高さは今聴いても驚異的で、特にアレンジの素晴らしは特筆すべきだと思います。 シングルの寄せ集めとよく言われますが、発表まで実に２年間スタジオに籠もりきって制作していたことが分かります。 坂井さんがこの作品に大変なエネルギーを注ぎ込んでいたことが、聴き込むと本当に良く分かります。 日本の音楽史に残る超名盤です。

たぶん、初回限定版のDVD付きCDを買った方が良いんだと思いますね。 楽曲的には、倉木麻衣さんの位置づけで評価が分かれている様な気がしますが、個人的にはそんなに気になりませんでした。 こんなもんかなって感じでした。

　９０年代のZARDのアルバムはジャケットが「夏」をイメージさせるのが多いなぁ。青い車で一人疾走する坂井さんが素敵だな。で、TVドラマ主題歌に抜擢された「永遠」がメインのアルバムだと思います。「運命のルーレット」もはまりますね。

「ハイヒール脱ぎ捨てて」が歳を取って、その良さを理解出来ました。何か、乙女心は坂井さんの詩で勉強させて貰った感じがします（笑）アルバム全体が良いです！

　透明なイメージの坂井泉水さんの横顔と「揺れる想い」でポカリスエットのCMを思い出してしまいますね。物凄くサマーシーズンの到来を予感させるアルバムですね、僕の中では。

　ファーストミニアルバムですけど、坂井さんの透明感があんまり感じれなかったんですけど、９０年代当時はそういった感じが好きだったから、曲数も少ないこのミニアルバムはあんまり聴き込まなかったなぁーって思い出しました。