時系列で手軽に聞けると思い購入します。学生時代ヴァンデンバーグの2枚目は、本当に良く聞いた。クラシックなメロディー重視のテクニカルなギターと、楽曲の素晴らしさは当時のライバルバンドたちの中でも群を抜いていた。但し、エイドリアンのギターに注目され日本では十分認知度が高かったバンドであったが、欧米では今ひとつであったかな。白蛇に加入後、ギタープレイスタイルが変わってしまったが、このバンドで奏でた頃の方が、断然魅力的であった。ここ数年表舞台に出てきていないけれど、このままで終わってしまうのは本当にもったいない。

ｱﾘﾊﾞｲのﾚﾋﾞｭｰでも書いたが、今回の紙ｼﾞｬｹは最新ﾘﾏｽﾀｰとなっているけれど音質自体は明らかに2004年のﾍﾞｽﾄ盤に劣る。単体作品としては勿論最良のｿﾌﾄに違いないのだが…ﾍﾞｽﾄ盤収録曲と比較すればﾊｯｷﾘ違いがわかるﾚﾍﾞﾙの音質の差。ﾒｰｶｰ側の大人の事情は知らないが、やっつけ仕事的な感じは否めない。ﾍﾞｽﾄ盤を所有の人は是非聴き比べてみて欲しい。

作品としては個人的には最高の評価を与えたい。ただ不可解なのは今回の紙ｼﾞｬｹの場合はその音源で、販売元が同じであるﾘﾄﾙ･ﾌｨｰﾄやﾗｲ･ｸｰﾀﾞｰ同様、日本人ｽﾀｯﾌがﾘﾏｽﾀｰしている事。もしかしたらｵﾘｼﾞﾅﾙ･ﾏｽﾀｰ･ﾃｰﾌﾟは使ってない可能性も高い。実際、本作中9曲が収録されているﾍﾞｽﾄ盤(2004年ﾘﾏｽﾀｰ)の方が音の細部の輪郭が明瞭で音質自体が良いように感じる。

エイドリアンのプレーは当時のほかＨＲ／ＨＭギタリストたちとは明らかな違いがあったかと思いますね！彼が弦を弾くトーンの一つ、一つに味わい、個性があるんですよ。懐かしく思う方も、とりあえず興味本位でも、まずは本作はロック系ギタリストを目指す方にも参考になるのでは！？彼の復帰したＷＳもまた観てみたいけどね。。。

エイドリアンのプレーは当時のほかＨＲ／ＨＭギタリストたちとは明らかな違いがあったかと思いますね！彼が弦を弾くトーンの一つ、一つに味わい、個性があるんですよ。懐かしく思う方も、とりあえず興味本位でも、まずは本作はロック系ギタリストを目指す方にも参考になるのでは！？彼の復帰したＷＳもまた観てみたいけどね。。。

これまでﾘﾏｽﾀｰ化の波から取り残され、市場の流通さえままならない…唯一のﾘﾏｽﾀｰ音源二枚組ﾍﾞｽﾄ盤はかなりｺｽﾄﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽに優れた一品だった。遅過ぎた決断だが、今回の紙ｼﾞｬｹ化はﾌｧﾝの念願！！これを逃すと次は無いかもよ(笑)ﾌﾟﾛのｲﾗｽﾄﾚｰﾀｰでもあったｴｲﾄﾞﾘｱﾝ自身の手によるｼﾞｬｹ絵も楽しめる。

この世の中にﾛｯｸｿﾝｸﾞのｷﾞﾀｰｿﾛは数あれど｢THIS IS WAR｣のｿﾛは泣ける!圧巻!凄すぎる!HM/HRを聴きだして、そこそこのｷｬﾘｱですが、一番好きなｷﾞﾀｰｿﾛです。この曲を聴くためだけに買っても損はありません。

この頃のエイドリアンが一番良かった。ギターと楽曲はメロディーに溢れ、まさに入魂の1作でした。バンド解散後の彼のギターには、この頃の歌心が感じられなくなり残念。今は何をやっているのか？第一線にカムバックして欲しいヨ。

”フライデー・ナイト”は強くロッキンなノリノリだし、”ディファレント・ワールド”はメロディアスな名バラードだし･･･　ヴァンデンバーグの３枚はどれも素晴らしい内容のアルバムですよね。今回の’０８年リマスター盤には期待しています!!８０ｓＨＲ／ＨＭ好きあるいは興味ある方は迷わずゲットじゃないでしょうか!?

この価格、素晴らしい！”This Is War”の早弾きは圧巻！！