ビル・エヴァンスとトニー・ベネット、それぞれの代表的な楽曲も収録さているが、この偉大な2人のアーティストによる2重奏は、とてもロマンチックな気分にさせてくれる。

a)’75/6recとb)’76/9recの完全盤。【a(全14曲)】cd1：1-9ｵﾘｼﾞﾅﾙ、cd2：1-5alt-take。既発CD(Fantasy-FCD-30177-2)も全曲収録。【b(全27曲)】cd1：10-19ｵﾘｼﾞﾅﾙ、cd1：20-21ｵﾘｼﾞﾅﾙ未収録曲、cd2：6-20alt-take。既発Rhino-R2-75837及びConcord-CCD2198-2はalt-takeが分散しcd2：20が共に未収録だった。Rhino：21曲収録(cd1：10-21,cd2：6,8,9,11,12,14,16,17,19) 。Concord：18曲収録(cd1：10-21,cd2：7,9,10,13,15,18) 。今回全27曲がcomplete化された。なおCD4枚組の”Tony Bennett Complete Improv Recordings(Concord-CCD4-4425-2)”でも全27曲聴ける。

これぞダンディズムの極致！酸いも甘いも噛み分けた大人のための、大人のジャズ。 シナトラもいいけど、個人的にはトニーがもっと好きです。

トニーベネットの声って最初は抵抗あるんだけど、ある時ぱっと心をつかむんです　ロマンチックなアルバム　音質は言うほど悪くないよ♪

全般的に音質が良くない。 WALTZ　FOR　DEBBYは良い。

　はじめはトニー・ベネットの朗々とした唄い方にやや違和感を感じましたが、聴き込むにつれて魅力に変わりました。「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」「チャイルド・イズ・ボーン」などは、名曲の名曲たる所以が改めて解る二人の見事な掛け合いです。別テイクも聴き逃せません。