神、亡霊、怪物〜室内アンサンブル伴奏による歌曲集　スコット・ロバート・ショウ、コンセプツ

神、亡霊、怪物〜室内アンサンブル伴奏による歌曲集

ドイツを拠点に活躍するアンサンブル「コンセプツ」のデビュー・アルバム。ここではテノール歌手のスコット・ロバート・ショウを交えた室内アンサンブルのためのさまざなイギリス音楽を聴くことができます。
　コリンズの『Sea Song』は2018年の作品。老い、喪失、悲しみを主題とするキャサリン・マンスフィールドの詩を深く掘り下げたコリンズが穏やかな音楽をつけています。他の4作品は、どれもコリンズがコンセプツのために室内アンサンブル伴奏にアレンジしたもの。若者の繊細な心の動きを描いたバターワースの『シュロップシャーの若者』からの6つの歌、アイルランドの広大な自然への畏怖から生まれたウォーロックの長編『カーリュー』、古代サンスクリット語で書かれた「リグ・ヴェーダ」からインスパイアされたホルストの『リグ・ヴェーダからの合唱賛歌』、そしてアルバムの最後にはフランク・ブリッジの3つの曲がおかれており、スコット・ロバート・ショウの伸びやかな歌声を支えるアンサンブルの親密な響きが聴きものです。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ティモシー・コリンズ[1967-]：Sea Song
2. ジョージ・バターワース[1885-1916]：『シュロップシャーの若者』からの6つの歌
3. ピーター・ウォーロック[1894-1930]：カーリュー
4. グスターヴ・ホルスト[1874-1934]：リグ・ヴェーダからの合唱賛歌 Op.24
5. フランク・ブリッジ[1879-1941]：3つの歌
　室内アンサンブル伴奏編曲：ティモシー・コリンズ（2-5）

　スコット・ロバート・ショウ（テノール）
　コンセプツ（アンサンブル）
　　Eva De Vries（ヴァイオリン：1,2,5）
　　Laura Roura Foixa（チェロ：1,2,5）
　　Luba Podgayskaya（ピアノ：1,2,5）
　　Asia Weissmann（ヴァイオリン：3,4）
　　Hugo Eedle（チェロ：3,4）
　　George Warren（ピアノ：3,4）

　録音時期：2021年11月〜2023年10月
　録音場所：オランダ、Yoursonics Studio, Rijswijk
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）