チャイコフスキー：弦楽セレナード、ショスタコーヴィチ／バルシャイ：室内交響曲、ガルペリン：パー・クール　クラウゼ＆新ヨーロッパ室内管、ナカリャコフ

セルゲイ・ナカリャコフ登場！

2002年にニコラス・クラウゼが創設した新ヨーロッパ室内管弦楽団（Orchestre de Chambre de la Nouvelle Europe）による新プロジェクト。19世紀から21世紀の作曲の作品を意欲的に録音演奏し、このアルバムではチャイコフスキーの弦楽セレナード、ショスタコーヴィチの室内交響曲などのロシアの作曲家を取り上げています。
　エフゲニー・ガルペリン[1975-]の『パー・クール』では、人気トランペット奏者セルゲイ・ナカリャコフが演奏しています。エフゲニー・ガルペリンは映画音楽を主に手掛ける現代作曲家。ニコラス・クラウゼの依頼でこの『パー・クール（心で）』を作曲しました。依頼された当時彼は映画「Parker」の仕事をしており、フランス語で「Par Coeur」の発音がこれに似ていることからタイトルを冗談半分で付けたという事。ナカリャコフの音楽性に刺激を受け、クラシックとジャズ、そしてロックなど様々な音楽に影響された作風。ナカリャコフの安定した音程と色彩豊かな音色が冴える演奏です。（キングインターナショナル）

【収録情報】
1.　チャイコフスキー：弦楽セレナード ハ長調 Op.48
2.　ショスタコーヴィチ／バルシャイ編：室内交響曲 Op.110A
3.　ガルペリン：パー・クール

　セルゲイ・ナカリャコフ（トランペット：3）
　新ヨーロッパ室内管弦楽団
　ニコラス・クラウゼ（指揮）

　録音時期：2012年4月
　録音方式：ステレオ（デジタル）