名歌手カミラ・ティリングが歌う
ユーゲントシュティール〜1898年〜1916年の歌曲集!
SACDハイブリッド盤。リヒャルト・シュトラウスの歌曲集『赤いバラ』、シューベルト歌曲集『ただあなたのそばに』、北欧歌曲集『森で』をリリースしたスウェーデンのソプラノ、カミラ・ティリングとドイツのピアニスト、パウル・リヴィニウスのコラボレーションによる新作。1896年にドイツで刊行された雑誌「ユーゲント」から生まれた言葉「ユーゲントシュティール(青春様式)」をアルバム・タイトルに、19世紀からに20世紀への変わり目の時代に作られた歌曲が歌われます。コルンゴルトが1911年から1916年にかけて作曲した『素朴な歌』の4曲と、そのころのスタイルを留めた1948年の『5つの歌』の「幸せを願い」。ベルクがシェーンベルクに学んでいたころに作曲した、後期ロマンティシズムとモダニズムの共存する『7つの初期の歌』。イタリア、トスカーナ地方の民謡がグレゴロヴィウスのドイツ語訳によりワルツのメロディで歌われるツェムリンスキーの『フェルディナント・グレゴロヴィウスのトスカーナの歌によるワルツの歌』。シェーンベルクの「ユーゲントシュティール」美学を反映する『4つの歌』。マーラが芸術家として人間としての主要なテーマをリュッケルトの詩に託した『リュッケルトによる5つの歌曲』。最後の『私はこの世に捨てられて』にはアーティストたちのアイデアにより管弦楽共演版に基づくヴァイオリン・ソロが加わります。バイエルン放送交響楽団の第1ヴァイオリン奏者、ニコラ・ビルクハンの演奏です。(輸入元情報)
【収録情報】
● コルンゴルト:素朴な歌 Op.9(1911-16)より(1. 雪割草/3. セレナード/4. 恋文/6. 夏)
● コルンゴルト:5つの歌 Op.38(1948)より(1. 幸せを願い)
● ベルク:7つの初期の歌(c.1905-08)(夜/葦の歌/ナイチンゲール/夢にみた栄光/室内にて/愛の頌歌/夏の日々)
● ツェムリンスキー:ワルツの歌 Op.6(かわいいツバメ/不満げに月が昇る/小さな窓よ、お前は夜は閉じられ/私は夜になると出歩き/小さな青い星/私は手紙を書き)
● シェーンベルク:4つの歌 Op.2(1899)(期待/あなたの金の櫛を私におくれ/高揚/森の木漏れ日)
● マーラー:リュッケルトによる5つの歌曲(1901-02)(私はほのかな香りを吸った/私の歌をのぞき見しないでくれ/美しさゆえに愛するのなら/真夜中に/私はこの世に捨てられて*)
カミラ・ティリング(ソプラノ)
パウル・リヴィニウス(ピアノ/Fazioli)
ニコラ・ビルクハン(ヴァイオリン)*
録音時期:2018年2月、3月
録音場所:ミュンヘン、バイエルン音楽スタジオ
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
制作・録音:マリオン・シュヴェーベル
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
【パッケージ:BIS ecopak】
BISレーベルの社主、ロベルト・フォン・バール氏が環境に配慮した『BIS ecopak パッケージ』を採用。こちらのパッケージは、森林認証制度のFSC及びPEFCを取得している素材、また環境に配慮された接着剤や大豆油インク、水性ニスを使用しリサイクル性に優れており、プラスチックは使用しておりません。(輸入元情報)