クルレンツィスの『フィガロの結婚』でスザンナ役だった
ギリシャのソプラノ、アントネルーがゲーテの詩を歌う
ゲーテ[1749-1832]の詩を用いた歌曲集です。同時代の何人かの作曲家が自分のアプローチでゲーテの世界に取り組み、さまざまな音楽を生んでいたことが実感できます。ゲーテと親交があったカール・フリードリヒ・ツェルターの作品は言葉のリズムに重きを置いた音楽で、ゲーテ自身も評価したとされています。
ファニー・アントネロウはギリシャのソプラノ歌手。アテネで開催される「マリア・カラス国際コンクール」のオラトリオ/リート部門で優勝。さまざまな古楽演奏家と共演しており、クルレンツィス指揮『フィガロの結婚』の録音ではスザンナ役を務めていました。(輸入元情報)
【収録情報】
● ベートーヴェン[1770-1827]:5月の歌 Op.52-4
● ベートーヴェン:ゲーテの詩による3つの歌 Op.83(悲しみの喜び/憧れ/彩られたリボン)
● カール・フリードリヒ・ツェルター[1758-1832]:あの子はどこに(5月の歌)
● ツェルター:秘密
● ツェルター:悲しみの喜び
● ツェルター:憩いなき恋
● ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト[1752-1814]:ラプソディ
● ライヒャルト:勇気
● ライヒャルト:魔王
● ベートーヴェン:君知るや南の国 Op.75-1
● ベートーヴェン:憧れ WoO134-4
● ベートーヴェン:新しい愛、新しい生 Op.75-2
● マリア・シマノフスカ[1789-1831]:アレクサンドル・ガリーツィン公のロマンス(ピアノフォルテ編曲版)
● モーツァルト[1756-1791]:すみれ K.476
● ライヒャルト:『アレクシスとドーラ』より
● ライヒャルト:憩いなき恋
● ツェルター:ズライカ
● ツェルター:さすらい人の夜の歌
● ツェルター:新しい愛、新しい生
● ツェルター:気の合う者同士
ファニー・アントネルー(ソプラノ)
ソフィヤ・ガンディリャン(フォルテピアノ)
録音時期:2022年5月6-9日
録音場所:バート・クロツィンゲン、歴史的鍵盤楽器博物館
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)