『Cantar del Alma / 魂の歌』　高野百合絵

寄り添う歌、寄り添える歌を、
日本を代表する歌手の一人として歩みだした高野百合絵が歌う

2020年に「OpusOne」レーベルよりCDデビューを果たしたソプラノ高野百合絵。その後、世界的指揮者の佐渡 裕氏、プロデューサーの小栗哲家氏に見出され、『メリー・ウィドウ』（兵庫県立芸術文化センター）の主役に抜擢されるなど、現在、最も注目されている若きオペラ歌手のひとりとして、目覚ましい活躍をみせています。
　2枚目となるアルバムは、高野の情感溢れるたおやかな歌唱で音楽を包み込み、今、再確認したい尊い言葉がつまった、そして心を揺さぶる音楽を切々とひたむきに歌い上げます。（メーカー資料より）

【収録情報】
1．おいで、もう一度（詩：不詳／曲：J.ダウランド）
2．魂の歌（詩：S.J.デ・ラ・クルス／曲：F.モンポウ）
3．原初の光 〜『子供の不議な角笛』より（詩：A.v.アルニム＆C.ブレンターノ／曲：G.マーラー）
4．明日！（詩：J.H.マッケイ／曲：R.シュトラウス）
5．ピエ・イエズ 〜レクィエムより（詩：ミサ典礼文／曲：G.フォーレ）
6．アヴェ・マリア（詩：ミサ典礼文／曲：W.ゴメス）
7．夏の名残のバラ（詩：T.ムーア／曲：J.スティーヴンソン／編：内門卓也）
8．ユーカリ - タンゴ・ハバネラ（詩：R.フェルネイ／曲：K.ヴァイル／曲：三浦一馬）
9．虹の彼方に〜ミュージカル『オズの魔法使い』より（詩：E.Y.ハーバーグ／曲：H.アーレン／編：辻田絢菜）
10．センド・イン・ザ・クラウンズ〜ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』より（詩・作曲：S.ソンドハイム ／編：辻田絢菜）
11．ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン〜ミュージカル『回転木馬』より（詩：O.ハマースタイン2世／曲：R.ロジャーズ／編：辻田絢菜）
12．翼をください（詩：山上路夫／曲：村井邦彦／編：beja）

（ボーナス・トラック）
13．優しさをおしえて（詩・作曲：川江美奈子）

　高野百合絵（ソプラノ）
　石野真穂（ピアノ：2-7,9-13
　猪居亜美（ギター：1）
　三浦一馬（バンドネオン：8）
　今井俊輔（バリトン：13）

【アーティストプロフィール】
富山県出身。東京音楽大学、及び大学院を首席で修了。在学中ボストンへ１年間留学。第65回全日本学生音楽コンクール全国大会第１位、併せて日本放送協会賞受賞。第21回日本クラシック音楽コンクール全国大会第１位、併せてグランプリ賞受賞。第84回選抜高校野球大会開会式での国歌独唱、2015、17年天皇皇后両陛下御臨席のもと御前演奏の他、「第九」、「マタイ受難曲」などの宗教曲などのソロを務め、これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団などの主要オーケストラと共演。NISSAY OPERA2018『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ役を在学中にオーディションで射止め、その後、浦安音楽ホール主催ニューイヤーコンサート『カルメン』タイトルロール、神奈川フィル定期演奏会『レ・ミゼラブル（演奏会形式）』エポニーヌなどを歌い、圧倒的な歌唱で観客を魅了。近年では、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2021『メリー・ウィドウ』主役ハンナ・グラヴァリを見事に演じ、華麗な舞台姿と確かな歌唱力で喝采を浴びた。2020年デビューアルバム「CANTARES」をリリース(日本コロムビア)。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、テレ朝「題名のない音楽会」に出演。（メーカー資料より）