『バスクの歌』　アランツァ・エツェナーロ、フアン・カルロス・ロドリゲス

アランツァ・エツェナーロ／バスクの歌

フランス国境に近い、バスク地方サン・セバスチャンに生まれたホセ・ゴンサロ・スライカ[1886-1956]は、神職にありながらバスクの民俗音楽の研究をライフワークとし、グラナドスやペドレルと親交を持った人です。フランシスコ・デ・マディナ[1907-1972]も同じく聖職者。彼は聖アウグスチノ修道会の神父でしたが、バスク民謡の影響を受けた合唱曲を多く作曲しています。この２人の作品はどちらも優雅な雰囲気の中に、バスクの熱い心が宿ったもの。エツェナーロの情熱的な歌唱が、バスクの風景を鮮やかに描き出します。（Capriccio）

【収録情報】
ホセ・ゴンサロ・スライカ：
● Lua lua
● Atzo tun tun
● Nik Baditut
● Goizean goiz jeikirik
● Urrundik ikusten dut
● Nundik ator, Astoa?
● Axuri beltxa
● Baratzeko pikuak
● Onazez（ピアノ独奏）
● Artaiz Gaztearen Oiuak（ピアノ独奏）
● Mutillen Karrika-Eresiak（ピアノ独奏）

フランシスコ・デ・マディナ：
● Agur
● Krixkitin Kraxkitin
● Madalen
● Ama ezkondu
● Udaberri
● Poz pozez
● Basatxoritxo
● Aitonaren esana
● Seaska utsa
● Aingeru zurieder
● トッカティーナ第1番（ピアノ独奏）
● トッカティーナ第2番（ピアノ独奏）

　アランツァ・エツェナーロ（ソプラノ）
　フアン・カルロス・ロドリゲス（ピアノ）

　録音時期：2013年3月
　録音場所：ウィーン、4TUNEスタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）