'75年にはアルバム“Rock Around The Bunker 、’77年にはL'homme A Tete De Chou キャベツ頭の男をリリース。そして’79年には次作Aux Armes Et Caetera 祖国の子供たちへを発表。すべてレゲエ・ナンバーとなる本盤はゲンズブール自らジャマイカ、キングストンへと向かい、スライ・ダンバー、ロビー・シェイクスピアとのコラボレイトにて5日間という短期間での録音が行われたという。ゲンズブールは飛行機の中で作曲し、トラック・ダウンまで5日間で済ませたというから驚きである。勿論こちらは大ヒット、だがこのアルバムに収録されているタイトル曲だがレゲエ・アレンジされたサウンドにフランス国歌である“マルセイエーズ”の詩は少々マズかった、愛国精神溢れる方々の怒りを買う事になるのであるが、本人は音楽としてのシャレであったそうである。