CD

パリの原 智恵子〜シューマン:子供の情景、ブラームス:チェロ・ソナタ第2番、フランス・バロック小品集、他

Schumann / Brahms

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ83850
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

パリの原 智恵子

最盛期のパリでの活躍を発見。
原 智恵子、幻のシューマン演奏が現代に甦る!(メーカー資料より)

【収録情報】
1. シューマン:子供の情景 op.15(1953年12月4日収録/1954年10月4日放送)

2. フランス・バロック小品集(1953年12月4日収録/1954年9月13日放送)
 リュリ:優しいアリア/クーラント
 ラモー:ロンドによるミュゼット/鳥のさえずり
 クープラン:修道女モニク/葦

3. デュオ・カサド(1961年シャルトル音楽祭にて収録/1961年9月10日放送)
 ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲 WoO.46
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 op.99

 原 智恵子(ピアノ)
 ガスパール・カサド(チェロ:3)

 録音方式:モノラル

内容詳細

パリ音楽院で学び、1937年のショパン・コンクールに出場するなど、海外で活躍する日本人音楽家の草分け的存在だった原智恵子。彼女がフランスの放送局に残した録音がCD化。前半のソロはとてもエレガント。後半は夫カサドとのデュオ。味わい深い演奏だ。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
原智恵子というピアニストの名前は私がまだ...

投稿日:2010/01/30 (土)

原智恵子というピアニストの名前は私がまだクラシック音楽も何も分かっていない小さい頃から知ってはいて彼女と外国の演奏家との話題が新聞などに載ると両親がマァ芸能人噂として喋っていた事にも因ったのかもしれません。その外国演奏家がピアノのカサドジュでもチェロのカザルスでもない・・・この私自身の混同から脱却出来たのはクラシックを聴き始めた学生時代も相当経ってからでありました。そういうわけである意味懐かしいアーティスト存在でありそのCDを今回聴いてみました。HMVレビューにもありますように前半彼女のピアノソロの分と後半デュオ・カサドとしての演奏分と分かれており前者は1953年放送用録音、後者は1961年音楽祭ライブ録音で勿論モノラルであります。フォーレ演奏などで知られたユポーと同じくラザール・レヴィ門下だった彼女のピアノ・・・フランスバロックものはクラブサン的雰囲気のフランス奏法で軽やかです。シューマンの「子供の情景」(タイム14’13)もロマンチックに各曲を進めて行きます。チェロのカサドとのデュエット演奏では生々しいカサドの唸り?も聞こえ情感深いベートーヴェン「魔笛主題の七つの変奏曲」(10’41)、そしてブラームスのチェロ・ソナタ第2番(23’46)の演奏で彼女のサポートぶりが戦後の二人の生き様を語っているかの様に思えました。そんなに数もない彼らの演奏記録としても貴重なもので素晴らしいランクにあげておきたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

1

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品