CD 輸入盤

Voices Of Nature, Etc / Dopo La Vittoria: Kaljuste / Swedish Radio.cho

Schnittke / Part

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BIS1157
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
CD

商品説明

猛暑にピッタリ。涼し気な北欧合唱

合唱の神様エリク・エリクソンが育てた名門スウェーデン放送合唱団。北欧ならではの透明な合唱は比類ありません。
 いずれも宗教的テーマにより、ペルトの小カンタータ『勝利の後で』は同団体に献呈されています。
 シュニトケ作品はロシア正教的要素が強すぎるため、作曲者自身、外国人による演奏は不可能と考えていたもの。この録音を聴けばシュニトケは考えを改めたに違いありません。素晴らしく感動的な演奏です。

@シュニトケ:合唱協奏曲/自然の声〜10人の女声とヴィブラフォンのための
Aペルト:小カンタータ『勝利の後で』、聖母と乙女、私は本物のワイン、自然の声

トヌ・カリユステ(指)スウェーデン放送合唱団

録音:
2000年1月24−27日、ストックホルム、スウェーデン放送第2スタジオ(シュニトケ:合唱協奏曲)
2000年3月14−16日、スウェーデン、ストックホルム・ヘガリツキルヘン(その他)

収録曲   

  • 01. Movement 1
  • 02. Movement 2
  • 03. Movement 3
  • 04. Movement 4
  • 05. Voices of Nature - Alfred Schnittke
  • 06. Dopo la Vittoria - Arvo Part
  • 07. Mother of God and Virgin - Arvo Part
  • 08. I Am the True Vine - Arvo Part

ユーザーレビュー

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合唱協奏曲を聴けばシュニトケが天才だった...

投稿日:2021/03/16 (火)

合唱協奏曲を聴けばシュニトケが天才だったことがよく分かる。4つの楽章それぞれがとても個性的。音の雫が垂れるような「ア・レ・ル・ヤ」の響きを基調とし、「黒い悲しみに満ちた歌」を捧げる人が一人ひとり列挙されてゆく第2楽章で、最後「アレルヤ」に戻る瞬間は魔法がかかったかのよう。詩を主に捧げる第4楽章では希望の光が射すが、40分近い作品にあって、美しくも儚さすら感じさせる短い楽章で、曲がいつまでも続いていてほしくなる。◆Chandosからリリースされているポリャンスキー&ロシア国立シンフォニック・カペラの力強い演奏(ポリャンスキーはシュニトケを宗教合唱曲に導き、この曲の初演もした)、BR Klassikからリリースされているペーター・ダイクストラ&バイエルン放送合唱団の安定感ある合唱も魅力的だが、このトヌ・カリユステ&スウェーデン放送合唱団のガラスのように精緻なハーモニーは聴き手を精神的な世界の高みに連れていってくれる。◆10人の女声とヴィブラフォンのための「自然の声」は、バイエルン放送合唱団盤よりヴィブラフォンとの声のバランスがよい。ペルトの3作品は、どれも明るい曲調で美しいが、個人的にはペルトにはもっと別のもの──暗く静謐な世界を求めてしまう。アルバムとしては合唱協奏曲だけで聴きごたえある充分な内容だと思う。

avocado さん | 不明 | 不明

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