現代音楽こそサックスがもっとも輝く!
クラシック編成のなかで魅せつける圧巻の表現
サクソフォンが発明されて約180年、クラシカルな楽器の中で比較的新しいこの楽器は、近年、その地位が確立され大いに活躍する「協奏曲」という形で輝かしく発展しています。
マルクス・ヴァイスは最も成功したクラシック・サクソフォン奏者と称され、数多くの新作を初演し、サクソフォンの可能性を開拓し続けている名手。ここに収録された4曲はすべて彼が初演を務め、うち3曲は彼にささげられています。アルバムを通してソプラノ、アルト、テナー、バリトンと各種サクソフォンが登場。非常に技巧的なエトヴェシュの『フォーカス』、クリスタルなサウンドが個性的なバルタカスの『サクソルディオンフォニクス』など、音色と表現の限りない幅広さに驚かされる注目作です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ペーテル・エトヴェシュ[1944-]:フォーカス(2021)〜サクソフォンと管弦楽のための協奏曲
2. ゲオルク・フリードリヒ・ハース[1953-]:協奏曲(2008)〜バリトン・サックスと管弦楽のための
3. ヴィキンタス・バルタカス[1972-]:サクソルディオンフォニクス(2013)〜ソプラノ・サックス、アコーディオンと室内オーケストラのための
4. ヨハネス・マリア・シュタウト[1974-]:暴力的なできごと - ブルース・ナウマンを讃えて(2005/06)〜サクソフォン、木管アンサンブルと打楽器のための
マルクス・ヴァイス(各種サクソフォン)
テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン:3)
ウィンドクラフト・チロル(4)
ケルンWDR交響楽団(1-3)
エレナ・シュヴァルツ(指揮:1)
エミリオ・ポメリコ(指揮:2,3)
カスパー・デ・ロー(指揮:4)
録音:2022年1月15日(1)、2008年4月21-30日(2)、2013年4月28日(3)、2007年2月8-10日(4)
世界初録音(1,2)