「Cedille Records」創立30周年を祝して開催されたイヴェント「Emerging Artist Competition」の勝者、サックス奏者のジュリアン・ヴェラスコ。ソプラノ、アルト、テナーサックスを自在に演奏するヴェラスコ、ソリストとしての初アルバムは、彼が「今この瞬間の私の人生のさまざまな音楽的側面」を反映させるとともに「幸運にも、今の私の周囲にいるユニークで素晴らしい人々」に敬意を表したプログラムを構成、現代のサクソフォンのために書かれたさまざまな作品を演奏しました。
アルバム・タイトルの元にもなった、世界初録音となるスティーヴン・バンクス[1993-]の『Come As You Are』はアフリカ系アメリカ人の宗教音楽に影響を受けた作品。またデイヴィッド・マスランカ[1943-2017]の『Tone Studies:No.5』はバッハのコラールの旋律を元にしています。他にはジャズ・フュージョン風のジョン・アンソニー・レノン[1950-]の『Distances within Me』、ルネサンスやバロックの宮廷舞踊を元にしたアマンダ・ハーバーグ[1973-]の『宮廷舞曲』、そして作曲家たち自身も演奏に参加するエリヤ・ダニエル・スミス[1955-]の『アニムス』とクリストファー・セローン[1984-]の『Liminal Highway』。この全6作品が収録されています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. バンクス:Come As You Are
2. マスランカ:Tone Studies:No.5『魂よ、お前はなんと美しく』
3. J.A.レノン:Distances Within Me
4. ハーバーグ:宮廷舞曲(ソプラノ・サクソフォンとピアノ版) 5. D.スミス:アニムス(ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクス版) 6. セローン:Liminal Highway(ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクス版)